今日は、今が見頃のヒガンバナ科の花を挙げて」みました。
最初は、「ツバメズイセン」(燕水仙)の濃い緋色の花です、名前の通り、燕が飛んでいる様な姿です。
反り返る花弁が6枚、下側の3枚は、間隔が狭く、花弁の形も多少違っています。
根元より細長い線形の葉が、生えます、6本の雄蘂が目立ちます。
ヒッペアストラム属の「アマリリス」(Hippeastrum Hybrids)に近い植物で、以前は、同属に入っていたとか
ヒガンバナ科、スプレケリア属、多年草、メキシコ原産、学名 Sprekelia formosissima、英名 Aztec Lily
別名「スプレケリア・フォルモシッシマ」、「ツバメアマリリス」
近縁の「アマリリス」もヒガンバナ科の花です。
次のヒガンバナ科の花は、「ハブランサス」です。
別名「レインリリー」(Rain Lily)、雨の降出しを感知して、楕円形の蕾が、顔を出してきます。
長い花茎の先端に、漏斗形のピンクの花を1個咲かせます、目が覚めるようなピンク色が印象的です。
<ハブランサス>は、ギリシャ語で<優雅>の意味とか
近縁種に、秋口から咲き始める同じヒガンバナ科の「ゼフィランサス」(タマスダレ)が有ります。
似た花ですが、「ハブランサス」の花は、やや横向きに咲きますが、「ゼフィランサス」は、真上を向いて咲きます。
「ハブランサス・ロブスタス」が一般的ですが、花弁が細長い「ハブランサス’チェリーピンク’」も人気が有ります。
ヒガンバナ科、ハブランサス属、常緑多年草、南アメリカ原産、学名 Habranthus robstus
尚、「ハブランサス’チェリーピンク’」の学名 Habranthus × flory 'Cherry Pink'
最後に「インドハマユウ」(印度浜木綿)の花で終わります。
花茎の先端に、散形花序を着けて、筒状の「百合」に似た花を咲かせます。
僅かな芳香が有ります、清々しい形と色です。
此の「インドハマユウ」は、別名「アフリカハマユウ」だとか、正確には、「アフリカハマユウ」で
「インドハマユウ」は、別種の植物だとか、諸説が、有るようですが、混乱を招くので
「インドハマユウ」で通して、お茶を濁します。
仲間には、交雑種の「クリナム・パウエリー」(Crinum × powellii)や
「アマクリナム」(Amarcrinum memoria-corsii)、「ベラドンナリリー」(Amaryllis belladonna)等が
有りますが、今回は、割愛して、後日、挙げてみます。
ヒガンバナ科、ハマオモト属、インド、中国、ベトナム原産、耐寒性常緑多年草(球根)
学名 Crinum zeylanicum=C.latifolium、英名 Milk and Wine Lily、Pink-stripped pink trumpet lily
蒸し返しになりますが、「インドハマユウ」の学名は、Crinum bulbispermum で
花弁にピンクの筋が入るとのことですので、下図が其の「インドハマユウ」かと
・ ・ ・ 放心状態です。
<各画像は、クリックで拡大表示します>
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今年も「スズメウリ」(雀瓜)を育てます、生育の記録を随時載せていきます。
№11
少し成長しました。