花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

冬の赤色

2019-01-03 | 植物 花

今日も過去 に載せた ”冬、赤色” からの抜粋を修正、削除したものです。

大きな、大きな「獅子柚子」(Citrus  pseudgulgul) と 小さな、小さな「花柚子」 (C.hanayu) 

シシユズ」=葯500~1000g、「ハナユズ」=葯40~50g

 

”冬、赤色” は、「チャイニーズハット」の 赤い花と「チャイニーズ ホーリー」の赤い実です。 

<「チャイニーズハット」(「ホルムショルディア・サンギネア」)>

円形に平開する額が、昔、中国人が被る帽子に似てるので此の名前が付いたとか

萼の中心から、細長い筒状の花冠が立ち上がり、其等の色は、黄色、ダイダイ色等が有ります。

シソ科(クマツヅラ科)、ホルムショルディア属、常緑低木、アフリカ、インド、ヒマラヤ原産

学名 Holmskioldia sanguinea 、英名 Chinese hat plant、Cup and saucer

別名「テングバナ」(天狗花)、「カップ  アンド  ソーサー」、「マンダリンズ ハット」


 

上記の「ホルムショルディア・サンギネア」は、此の時季の花ですが

夏が、開花期の「ホルムショルディア・テッテンシス」H.tettensis が、有ります。

萼が、ピンク色、花が、薄紫色で、涼しげな夏の花です。

アフリカ原産、英名 Tahitian hat plant、Parasol flower、別名「タヒチアンハット」、「パラソルフラワー」

因みに、中国人の帽子は、下図の様な形です。*借用した画像*

”冬、赤色は、「チャイニーズ ホーリー」の赤い実です。

 「ホーリー」(西洋ヒイラギ)は、モチノキ科の総称、「チャイニーズ ホーリー」は、中国原産の「ホーリー」です。

葉が似ている日本の「ヒイラギ」は、モクセイ科ですので、別の植物になります、実も赤くなく、黒紫色です。

「ホーリー」Ilex aquufolium の葉より刺が少なく、帆掛け船の帆の様に4画なのが特徴です。

此の4角も成長に従って全縁になります、互生する光沢の有る濃い緑色の葉は、赤い実とのコラボで一層綺麗です。

「西洋ヒイラギ」と同様「クリスマス ホーリー」の名前でも知られています。

モチノキ科、モチノキ属、常緑低木、雌雄異株、小高木、中国、朝鮮半島原産、学名 Ilex cornuta 

英名 Chinese holly、別名「ヒイラギモチ」、「ヒイラギモドキ」

<各画像は、クリックで拡大表示します>


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