今が盛りのゴマノハグサ科の「エンジェロニア」と「アサリナ」、「チェローネ」の花です。
<「エンジェロニア」(アンゲロニア)>
大きな口を開けて、叫んでいる様な形をしています。
”夏のキンギョソウ” の英名が付いた「キンギョソウ」(金魚草)にも似た花です。
30種くらいの品種が有るようですが、「エンジェロニア・アングスティフォリア」Angerolonia angustifolia や
「エンジェロニア・サリカリフォリア」A.salicariifolia 等が、主に栽育されています。
葉の付け根に蕾を着けて、白、紫、ピンク、白と紫のツートンカラー等の多彩な花を咲かせます。
葉は、濃い緑色で細長、達性が多いようですが、這性のものも有る様です。
ゴマノハグサ(オオバコ)科、アンゲロニア属、非耐寒性多年草(一年草)、中央アメリカ、メキシコ、西インド諸島原産
学名 Angelonia angusutifolia 、A.salicariifolia、英名 Summer snapdragon
別名 「アンゲロニア」、「エンジェル・ラベンダー」
次は「アサリナ」(ツタバキリカズラ)です。
<「アサリナ」Asarina spp.>=過去の記事を添削
幾種かの種類が有りますが、一般に「アサリナ」は、「アサリナ バークレアナ」Asarina barclaiana を指すとのこと
他に、「バークレアナ」より葉、花が大きい種類や蔓状にならない種類が有ります。
別名に「ツタバキリカズラ」(蔦葉桐葛)が付いていますが
葉が「ツタ」(蔦)に似て、花が「桐」の花に似ているからとか
ゴマノハグサ科、アサリナ属、蔓性多年草、メキシコ、北アメリカ、ヨーロッパ原産
学名 Asarina barclaiana、別名「ツタバキリカズラ」、「ツルキンギョソウ」(蔓金魚草)
*尚、蔓状にならない種類は、「アサリナ・スカンデンス」A.scandens*
葉が大きい種類も
次は、「チェローネ」です、「キンギョソウ」(金魚草)に似た花を茎の先端に穂状に咲かせます。
<「チェローネ」(ケローネ)>=過去の記事を再掲載
草丈が、高いので切り花に多く利用されます、「ケロネ」の名前の由来は、ギリシャ語で<亀>を意味するとか
花の形が、亀に似ているからとのこと、確かに似ているかも ・ ・ ・
英名も pink turtle head です。
ゴマノハグサ科、ケロネ属、耐寒性多年草、北アメリカ原産、学名 Chelone oblique
= C.lyonii、別名「リオン」、「チェロン」、「ケローネ」、「ジャコウモドキ」(麝香擬)
早生種の「スピードリオン」、「リオン」は、学名の lyonii から
我が家の亀吉と比べてみました、如何でしょうか、似てないですか、でも雰囲気は ・ ・ ・
他の画像は、gif にしました。
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最後は 、例によって過去の記事の再掲載です。
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