ナデシコ科の最後は「シレネ・ディオイカ」と「ダイアンサス・デルトイデス」です。
最初は、小さな白やピンクの花が 咲く可愛らしいナデシコ科の花です。
<「シレネ・ディオイカ」>
「シレネ」の一品種「シレネ・ディオイカ」です。
似た花には、先日に挙げた「シレネ・ペンジュラ / フクロナデシコ」袋撫子があります。
両者、似た花同士なので判別は、難しいのですが
「フクロナデシコ」が、1年草に対して、この花は、多年草
花径も前者が、2Cm位に対して小さく1Cm位、草丈も前者が、20~30Cm位に対して
後者は、30~80Cmと直立して高いのが特徴です。”小さな花の「シレネ」” と言ったところです。
花が小さいだけに、目立たない素朴な感じの花ですが、分枝が多いので、草姿は、全体として華やかな感じです。
ナデシコ科、マンテマ(シレネ)属、耐寒性多年草、ヨーロッパ原産、学名 Silene dioica
別名「レッドキャンピオン」、「アケボノセンノウ」曙仙翁
次は、「ダイアンサス・デルトイデス」です、大層な名前ですが
別名「ヒメナデシコ」<姫撫子>、「オトメナデシコ」<乙女撫子>ですので、此の名前なら馴染めます。
<「ヒメナデシコ」>
花は、赤、ピンク、紫紅、白色等で、集散花序に疎らに着け、芳香が有ります。
「アメリカナデシコ」を親に、園芸種が多数有る様です。
「ナデシコ」≪撫子>の名前が付いてるので、花は「ナデシコ」の 花を小さくした形です。
花弁の基部には、花びらとコラボした多彩な色の斑点が目立ちます、花径は、1~2cmと小さく
花弁は5枚、先端がギザギザの歯形、葉は、倒披針形、草丈20~30cm
ナデシコ科、ナデシコ属、耐寒性多年草、ヨーロッパ、ロシア原産
学名 Dianthus deltoides 、英名 Maiden Pink、Meadow Pink