花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

此の時季のナデシコかの花(3)

2022-05-19 | 植物 花

ナデシコ科の最後は「シレネ・ディオイカ」と「ダイアンサス・デルトイデス」です。

最初は、小さな白やピンクの花が 咲く可愛らしいナデシコ科の花です。

<「シレネ・ディオイカ」>

「シレネ」の一品種「シレネ・ディオイカ」です。

似た花には、先日に挙げた「シレネ・ペンジュラ / フクロナデシコ」袋撫子があります。

両者、似た花同士なので判別は、難しいのですが

「フクロナデシコ」が、1年草に対して、この花は、多年草

花径も前者が、2Cm位に対して小さく1Cm位、草丈も前者が、20~30Cm位に対して

後者は、30~80Cmと直立して高いのが特徴です。”小さな花の「シレネ」” と言ったところです。

花が小さいだけに、目立たない素朴な感じの花ですが、分枝が多いので、草姿は、全体として華やかな感じです。

ナデシコ科、マンテマ(シレネ)属、耐寒性多年草、ヨーロッパ原産、学名  Silene dioica

別名「レッドキャンピオン」、「アケボノセンノウ」曙仙翁

 





 

次は、「ダイアンサス・デルトイデス」です、大層な名前ですが

別名「ヒメナデシコ」<姫撫子>、「オトメナデシコ」<乙女撫子>ですので、此の名前なら馴染めます。

<「ヒメナデシコ」>

花は、赤、ピンク、紫紅、白色等で、集散花序に疎らに着け、芳香が有ります。

「アメリカナデシコ」を親に、園芸種が多数有る様です。

「ナデシコ」≪撫子>の名前が付いてるので、花は「ナデシコ」の 花を小さくした形です。

花弁の基部には、花びらとコラボした多彩な色の斑点が目立ちます、花径は、1~2cmと小さく

花弁は5枚、先端がギザギザの歯形、葉は、倒披針形、草丈20~30cm

ナデシコ科、ナデシコ属、耐寒性多年草、ヨーロッパ、ロシア原産

学名  Dianthus deltoides 、英名   Maiden Pink、Meadow Pink




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