花を愛でる

四季折々の花を愛でます、時折、亀吉の様子も

早咲きの「桜」(1)

2023-02-18 | 植物 花

「ソメイヨシノ」<染井吉野>に先駆けて、早咲きの「桜」が、咲き始めました。

中でも「カワズザクラ / 河津桜」が、有名ですが、今日は、他の早咲き「サクラ」として

1回目は、「シナミザクラ」、「ヒマラヤザクラ」を挙げてみました。

 

<「シナミザクラ」支那実桜>

「シナミザクラ」も早咲きの「桜」です、小花で、雄蘂が長いのが特徴です、白色や淡いピンク色が、春を告げます。

葉が、花の咲く前に展開するのも特徴になっています。

果実は、緑、黄、赤色と熟して、「セイヨウミザクラ」の果実の<サクランボ>の様な実を着けます。

果実は、食用になりますが、多少、<サクランボ>より酸味が強い違いが。

2cm位の花径で、5弁花、一重の花で、平開します、樹高は、最大10m位で、低い樹木です。

バラ科、サクラ属、落葉小高木、中国原産、学名    Cerasus psendocerasus  、英名   Chinese  sour cherry 

中国名「桜桃」、別名「トウミザクラ」唐実桜。




<他の画像は、gif   にしました、クリックで拡大表示します>

Photo_4

 

冬咲きの「ヒマラヤザクラ」も咲いていますが、開花期も終りに近づいてきました。

「サクラ」の野生種で、晩秋から冬に懸けて花を咲かせる「ヒマラヤザクラ」を挙げました。

<「ヒマラヤザクラ」>

一重で淡いピンク色の花と、葉先が尖った葉が同時に展開します、花が、葉より先に展開する

「染井吉野」等とは違った性質です、野生美を愛でる「桜」なのです。

日本には、ネパール王室から熱海市に贈られたのが最初とか

原産地がインドやカシミール、ヒマラヤ地方とのことで、耐寒性が有って、冬でも花を咲かせます。

他の冬咲きの「桜」達より一層、野性的で、清楚な感じのする桜です。

花色は、ピンクが種ですが、其のピンク色の濃淡が多彩で充分愉しめます。

バラ科、サクラ属、落葉高木、インド、カシミール、ヒマラヤ地方原産

学名   Prunus cerasoides、英名    Wild Himalayan Cherry



 

花は、中心部分の濃いピンク色が主ですが、其の部分の濃淡が、入り交じって多彩、充分愉しめます。


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