歌壇が花でいっぱい、風に乗って、いい香りが漂ってきます。
今日は、「ホオベニエニシダ」(頬紅金雀枝)、「アカバナエニシダ」(赤花金雀枝)を挙げてみました。
黄色い「エニシダ」(Cytisus scoparius)とは、少し違った趣です。
「ホオベニエニシダ」は、名前の通り、黄色い下地に、赤い紅を塗った様な斑が入って、頬紅を差した様な姿からとか
マメ科特有の蝶形の花の両翼花弁が、赤色をしています。
“金雀枝” は、花の形が、金色(黄色)の雀が枝に留まっている姿か、はたまた、枝に雀が群がっている姿か
似た花に、同マメ科の「ムレスズメ」(群雀)Caragana chamlagu が ・ ・ ・ 関連しているのかな
ヨーロッパ原産の「エニシダ」の園芸種とのこと、葉は、「エニシダ」と同様、三出複葉で互生、細長い楕円形、実は、豆果です。
マメ科、エニシダ属、半耐寒性常緑低木、学名 Cytisus scoparius cv.Andreanus
英名 Scotch broom、「エニシダ」の枝で作った箒(Broom) です、ハリーポッターもこの箒に乗ったのかな
次は、園芸種の「エニシダ」で、「アカバナエニシダ」(赤花金雀枝)の名前が付いています。
花の色が赤い「エニシダ」、(Cytisus Hybrids )です。
直立性なのが、「ホオベニエニシダ」、「エニシダ」と違っていて、「シロバナエニシダ」や「ヒメエニシダ」等と同じです。
黄色い色の「エニシダ」には、園芸種の「ヒメエニシダ」(金雀枝) Cytisus × spachiana も有ります。
花も「エニシダ」に比べて小さく、樹高も低く、穂状の花序で直立します、鉢植えなどに適しています。
下図は、「エニシダ」の花です。
下図は、「ヒメエニシダ」です。
「エニシダ」の白花種の「シロバナエニシダ」(白花金雀枝)は、殆ど、豆果になっていました。
白と黄色の種類も
<各画像は、クリックで拡大します>
今般、NTT東日本 福島支社様の御好意により、福島各地のLIVE映像<ふくしまの窓から>にリンク許可を得ました。
季節の移り変わりをLIVEで視ることができます、花に飽きたら是非LIVE映像を御覧下さい、尚、夜間は、不可視の場所が在ります。
<下図をクリックして御覧下さい>