今回は、バラ科の「アロニア・メラノカルパ」、黒光りする ”秋の宝石” です。
最初は、「アロニア・メラノカルバ」の黒い実です。
「アロニア」の種類によって、熟した時の色が違います。
「アロニア・アルブティフォリア」(Aronia arbutifolia)は、赤色で
「アロニア・メラノカルバ」(Aronia melanocarpa)は、黒色です。
両者の交雑種は、「アロニア・プルニフォリア」(Aronia prunifolia)は、暗紫色です。
初夏の頃、「梨」の花に似た白い花を散房花序に咲かせます。
バラ科、アロニア属、北アメリカ原産、落葉低木、英名 Chokeberry、Aronia 等
特に、「アロニア・アルブティフォリア」は、日本の「カマツカ」(鎌柄)に似てるので
「セイヨウカマツカ」(西洋鎌柄)、「オータムベリー」等の別名が付いています。
また、「アロニア・メラノカルバ」には、「ブラックチョークベリー」(Black chokeberry) の他に
“黒い実のナナカマド” の愛称が
黒い実は、ジャムやジュースに加工しますが、赤い実は、専ら観賞用です。
ポリフェノールが、「ブルーベリー」より多く含んでいるとかで、サプリメントとして、最近、人気が有ります。
下図=黒い実の「アロニア・メラノカルバ」(Aronia melanocarpa)
漆黒に熟した果実は、”黒真珠” かな
初夏の頃に「梨」の花に似た花を咲かせます。
下図は、赤く熟す「アロニア・アルブティフォリア」Aronia arbutifolia
下図は、上の2者の交配種で、暗紫色の「アロニア・プルニフォリア」(Aronia prunifolia)です。
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以下は、過去に載せた記事です、再掲載しました。
秋、トウダイグサ科の花2題
”秋に色着く” は、「イイギリ」(飯桐)の赤く色着いた実です。葉をすっかり落として、真赤な実が「葡萄」の房の様に下垂します、「ナンテン」(南天)の実にも似ています。「飯......