上毛電鉄のクリスマス

　上毛電気鉄道は、群馬県の中央前橋駅と西桐生駅間の２５．４ｋｍを結ぶ小さな鉄道です。開業は昭和３年。赤城駅で東武線と接続していて、同駅＆桐生球場前から「わたらせ渓谷鐡道」の大間々＆運動公園駅に散歩がてら歩いて乗り継ぐこともできます。また、上毛電鉄とほぼ並行する形でＪＲ東日本の両毛線が走っていて、上毛電鉄の中央前橋駅とＪＲ前橋駅は徒歩１２分、上毛電鉄の西桐生駅とＪＲ桐生駅は徒歩５分ほど離れています。この間の乗車料金は、上毛電鉄が６６０円、ＪＲが６５０円。ＪＲの方が１０円安く、時間も短縮できますが、ここを通る際は前橋駅で途中下車して上毛電鉄に乗りたいニワトリです（中央前橋～前橋を歩く途中に天然温泉「ゆ～ゆ」もあるし！）。
　去年も今年も、「１８きっぷ」を利用して、株主でもある上信電鉄とペアで乗っているのですが、時間に押されて、上毛電鉄は前橋～西桐生間を往復するだけになりがちです。今年も結局、大胡駅で途中下車するだけの時間しか残されていなかったのですが、手作りのクリスマストレインに乗れて大満足。クリスマスイヴの夜に、お届けしましょう～♪

（左）１２月１６日、１４時６分、分刻みのスケジュールどおりに上信電鉄から上毛電鉄へと乗り継ぎました（高崎～前橋間は「１８きっぷ」で移動）。中央前橋駅は、こじんまりしていますが、二線三面の伝統的なターミナル駅です。
（右）最初にやってきた電車に乗り込むと・・・ビンゴ！「クリスマストレイン」でした！　うっしし～♪

　クリスマストレインが動き出すと・・・靴下が揺れる、プーさんやバンビが揺れる、心も揺れた～♪

　車両基地のある大胡駅で途中下車。駅のホームのベンチに座って、側線に停まっているデハ１０４（写真右の黄色く塗られた電車）と貨車のホキを眺めながら、高崎で買った「ＥＦ５５弁当」（写真左の限定弁当。先日まで休日のみの販売だったとか・・・）を食べました。ＥＦ５５は見られずに終わりそうです・・・。

（左）西日が強烈で、完全な逆光になりましたが、貨物のホキ１＆２と静態保存されているデハ１０４を撮影。デハ１０４は錆だらけの姿をさらしていたのですが、往年当時の黄色に塗られて生まれ変わりました。
（右）車両基地の第２番車庫に、日本で一番で古い「動く電車」のデハ１０１号（昭和３年製造。ということは、開業時から走っている？）が停まっていました（この写真ではわからないかも？）。来年１月４日に臨時運行されるので、入念な整備が行われているのかもしれません。乗りに行けたらいいなあ～♪

　　　　　　

　もう時間がありません・・・とりあえず、メリー・クリスマス～♪