多摩湖(村山貯水池)一周 ~その1

2011-11-09 23:58:00 | じ・でんしゃでGO~♪


 写真は、日本一美しいと言われている多摩湖(村山上貯水池&村山下貯水池)の村山下貯水池取水塔です。手前が1号で、奥に見えるのが2号になります。
 というわけで、翌週の11月04日は、午後から多摩湖を一周し、帰りに新青梅街道を無茶走りして(車が非常に多く危険。やむなく行程の半分は歩道を走行した)田無の自転車店「ハマーズ」に寄って、慣らし運転の感想を伝え、忘れ物の輪行袋を受け取ってきました。が・・・今ネットで調べたのですが、多摩湖の自転車道を一周するだけではなく、お隣の狭山湖(山口貯水池)まで足を延ばして、狭山湖も含めて一周すべきでした。
 ロード系の人の中には、多摩湖を何周もする人がいるそうです(一周何キロあるのかな?)。でもこの自転車道、舗装面がごつごつしていてその上路面が荒れているため、乗り心地は最悪・・・。道幅が狭くて、怖い思いをするときもありました(比較的安全な下り道で時速49.6キロ出て怖かった~!)、空気はおいしいのに、あまり楽しくない! だったらなおのこと、狭山湖を回ってくるべきでした。狭山湖については、コースの半分以上が未舗装らしいいけれど、それこそ押して歩けばいいわけで、トトロの生まれた里山を歩いたのち廃線跡(貯水池を造るために敷いた鉄道)の遊歩道を走る方が、多摩湖を周回するより自分には向いていると思います。次にここを訪ねるときは是非! 友人の家も近くにあることだし・・・。


 エレガントな煉瓦造の村山下貯水池第一$ニ取水塔(ネオ・ルネッサンス形式)。高さは27m(水面に出ている部分が12m)もあって、水面下に7つの取水口がある。村山上貯水池の二つの取水塔はつい最近も見たが、こちらを目の前で見るのは中学校のマラソン大会以来! 堰堤の下は桜の名所だったが、2003年から始まった堤体補強工事で大半が伐採されてしまった。整備されて狭山公園となったが、桜の海だった当時と比べると残念な限り・・・と言ったものの、ニワトリ頭だけに「当時の姿」を殆ど覚えていません!


   

中に入りた~い!


 2009年に完成した新堰堤から村山下貯水池を見下ろす。村山貯水池は、(今日訪ねた!)羽村取水堰から玉川上水を使って都民に供給していた水が人口増加で不足気味になったため新たに造られた人口湖だ(1916年から10年がかりで完成)。水は導水管を通じて貯水池に導かれる。完成後に、隣の狭山湖(山口貯水池)が同じ目的で造られた(1927~34年)。太平洋戦争中には、大切な水がめを爆撃から守るべく堤体のコンクリートが補強された。2003年から耐震性を高めるために堰堤の大規模な工事が行われた。


 堰堤の脇に四本並んだプラタナスの葉が半分ほど色づいていて、青空を背景に美しいグラデーションを見せてくれたのだが・・・。プラタナスと言えば、(年齢が判ってしまうけれど)はしだのりひことシューベルトの『風』かなあ?「プラタナスの枯葉舞う冬の道で~プラタナスの散る音に振り返る~♪」「何かを求めて振り返っても~、そこにはただ風が吹いているだけ~♪」、中学校の合唱コンクールで歌ったような・・・和名はスズカケノキ(鈴掛けの木)。実の形が鈴に似ていることから呼ばれた。和名の方が好きだけれど、日本の街路樹として多く見られるプラタナスは、スズカケノキではなくモミジバスズカケ(葉がモミジに似ているので判別できる)とのこと。


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2 コメント

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多摩湖と言えば (浪速の浪)
2011-11-11 11:21:44
やっぱり多摩湖富士ですよね。
次回は是非、寄ってください。
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荒幡富士 (Toshi)
2011-11-12 23:01:07
ずっと多摩湖富士と呼んでいましたが、正式名は「荒幡富士」です。アオガエル君とも行ったけど、その日も当然「富士山」に登りました。
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