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初乗り&初詣 ~文化園でお正月!

2011-01-05 23:12:12 | オートバイ春夏秋冬

今年の初乗りです!


 やはり遊びすぎたのか、新年初めての夜勤はきつく、ヘロヘロになって夕方帰宅しました。来週の今頃はグアムにいるわけで、忙しさも今がピーク! スーツケースの宅配&携帯電話レンタルの申込み、成田エクスプレスの激安クーポン券の手配(片道2400円)、オプショナルツアーの申込みなど、少し前まで同僚たちとやり取りしながら、準備を進めていました。それも終わり、今はほっと一息ついたところ。

 さて、記事がたくさんたまっているのですが、正月恒例の行事になりつつある1月2日からまとめましょう。
 この日は、井の頭自然文化園の新年初の開園日なので、9時半の開園時間ちょうどに着くように「アオガエル」君を走らせました。お正月期間に行くと、記念品として年賀状代わりの使い捨てカイロがもらえます。ゾウのはな子も新年の挨拶してくれるし!(正確には、飼育係の木崎さんがしてくれるのですが)
 それに毎年、干支の動物に因んだスタンプラリーが開催されていて、その方面でも楽しめます。完走した後の景品は去年が一番豪華でしたが・・・。


 今年の催し物は、みみ探検(ウサギを始め色々な動物の耳についての問題に答えるスタンプラリー)&センス・オブ・ノスタルジア(井の頭自然文化園の歴史を遡ります。はな子の小さい頃の写真や、実現されていれば旭山動物園のさきがけとなっていた幻の大改造計画など、見どころ満載)。


 

(左)はな子は、ニワトリさんに気づいて?挨拶してくれました!
(右)今年も飛びついてきたリスたち。肩の上にとまっています。可愛いのだけれど、最近指や耳を噛まれる事故も起きているそうなので、お気をつけください。


運動場に出たはな子を追いかけると、鼻でもう一度挨拶してくれました!



(右)セピア色の思ひ出・・・資料館で、昭和の時代にタイムスリップ。
(左)あっ、動いた! 最初は剥製かと思いました。連れて帰りたくなるほど可愛い~♪


(左)家に戻る前に、中学時代の友人が神主をしている神社で初詣を済ませました。元旦の丑三つ時にお参りして、甘酒を飲んで温まり、お隣のお寺で除夜の鐘をついて帰るのが恒例になっていたのですが、去年から2日の昼にお参りするようになりました。
* 話は全然変わって、神社でおみくじを引いたら「大吉」が出て、「やった~」と大喜びしたのですが、文章を読んで「何これ?」。願い事=他人に妨げられる、待ち人=来たりがたし、失せもの=出るともおそし、旅行=止めるべき、病=重し、縁談=思わぬ人に妨げられる。控えよ・・・これのどこが大吉なのさ~??
(右)お隣のお寺。ここでも大晦日の深夜から元日の朝にかけて甘酒をご馳走してくれます。ポップアートが意外とお似合いです!


(左)除夜の鐘はこの日も鳴らし放題? ニワトリさんも想いをこめて、「ゴオオオオン」と良い音を響かせました。
(右)家に帰ると、人のセーターの上でクルミさんが出迎えてくれました。どうやって手が届いたのか、天井近くに避難させてあった籠が棚から落とされ、今まで集めていた御守が床に散乱していました。「何てことをしてくれたの~?」と怒ったところで、涼しい顔で大あくび・・・。


走り納め

2010-12-30 10:36:30 | オートバイ春夏秋冬


 体を鞭打つように、(そう言い切る自信はないけど)働き、(こちらは文字どおり)遊んでいます。29日から3日までは休みになりますが、来年11日からグループホーム初のグアム旅行が控えていて、それが終わらなければ正月は来ないと思っています。
 少しでも安く上げるためにインターネットの旅行代理店を使ったために、やらなければならないことがたくさんあって(車椅子の手配だけでもメールで交渉しなければならないため、驚くほど時間がかかった・・・)9月頃から準備作業を始め、ストレスばかりがたまっていったのですが、二週間後には出発だと思うと、持ち前の楽観主義が頭をもたげてきて、「心配ばかりしていても仕方がない。皆で楽しまなくちゃ!」と開き直っています。『仁』でも、「神は乗り越えられない試練は与えない」と言ってましたっけ!

 というわけで、普通だったらおとなしく養生(大掃除も!)すべきなのに、【18きっぷ】まで買ってしまいました。平日も休日も殆ど家におらず(ネコと会うのも朝晩だけ? ネコは枕元に敷いたマットで丸くなり、寒いのか、ときどき布団の中に入ってくる)、芸能人並みの小刻み睡眠を取りながら「活動」しています。
 昨日は「走り納め」に毘沙門湾&城ヶ島まで行ってきました。前日0時過ぎまで飲んでいたのと、朝の冷え込みを考え、朝食を食べてから出かけることにしたのですが、例によって「あれがないこれがない」が始まり(極めつけはETCカード・・・いつもの場所にない?)、8時半頃慌しく出かける羽目に!
 
 お告げとか占いの類には無関心だけれど、「ETCカードが見つからなかったのは、出かけるべきじゃないことを意味しているのか?」「一般道を走るべきか?」なんて、虫の予感じゃないけれど、意外とつまらないことが気になることがあります。「ここでもし自分が事故って、死んだり怪我をしたら、旅行はどうなるのだろう?」
 でも、それを言い出したら、家から一歩も出られません。ニワトリさんの場合、じっとしていたら、逆に風邪をひいいてしまうかも? 「兎に角、気をつけて走れ、ということだ」
 わかってはいるのですが、「車の後ろでおとなしく待つ」なんてことは全くできなくて、すり抜けはやめないし、目視レーダーをフルに効かせ、信号の変わり方や「ネズミ捕り」の場所など今まで得た情報を元に、アオガエル君をひたすら前に前に走らせてしまいます。
 スタート直後(15~20分過ぎ)鎌倉街道の裏道の交差点をバンクさせながら右に曲がり始めたときに、歩行者の姿が目に入ったので停車するためやや強くブレーキをかけたところ、(タイヤが温まっていなかったのでしょう)前輪が簡単にロックしてしまい、バイクが足払いをかけられたように右側に傾きました。すぐにブレーキを緩めたので転倒には至らなかったのですが、クリップが回復してバイクがその反動で立ち上がると今度は後輪が滑り始め、車体が左横を向きました。歩行者は明らかに恐怖の表情を浮かべていましたが、バイクは右に左にフラフラ揺れながらも、慣性の法則に従って外側に膨らんでいったので、自分は「ごめんなさい!」と声をかけ、頭を下げながら歩行者の後ろ3mあたりを駆け抜けました。
 こうして書くと、すごいテクニックの持ち主のような気がしますが、実際はそうではないので、転倒しなかったのも、歩行者に当たらなかったのも偶然に過ぎません。バイクのアライメントが優秀だったから何も起こらなかった、とも言えます。これがレーサーレプリカのようなバイクに乗っていたら、危険回避のテクのない自分だけに、前輪ロック即転倒だったでしょう。
 こうして書いていると我ながら怖くなってきましたが、そのときは特に何も感じず先を急ぎました。港北から第三京浜と横横道路を使ったので、10時を回ったあたりで毘沙門湾に着くことができました。ETC割引の利かない平日だったので、有料道路の料金が合計で1300円ぐらいかかったと思うのですが、「横横」は本当に通行料金が高い!

 毘沙門湾では、いつものネコ二匹と会えました。てんかん持ちの「やせっぽち」は死んでしまったのかもしれません。ネコおじさんとも会えなかったのですが、二匹ともお腹を空かしていなかったので、食事には不自由していないようです。城ヶ島でも、常連ネコの「くるみ2号」など会えないネコもいて、おまけに寒いのなんのって・・・!
 29日は10度以上まで気温が上がるとのことでしたが、走行中の体感温度は氷点下? バイクの水温計も、ローレベルを指したままだったから、やはり相当寒かったのでしょうね。11時過ぎに毘沙門湾の二匹に別れを告げ、浦賀の西叶&東叶神社をお参りしました。
 12時に浦賀を後にして、帰宅は14時半頃・・・神社に寄った時間を割り引いても、1時間以上余計に時間がかかってしまいました。信号待ちは鬱陶しいけれど、停まっている間は日差しを少しは感じたし、最高速度を制限される反面、寒さが若干和らぐ点では良かったかも? それでも、途中で日差しがなくなり、見る見る空気が冷え込んできました。寒い~!
 事務所に寄って今月の勤務表を提出してから家に戻りました。疲れがどっと押し寄せてきたのか、バイクを軽く掃除したあとは、夕食まで布団をかぶって寝てしまいました。

 今日はこれから大掃除? 夜はMAYAさんのLIVEに行ってきます(吉祥寺)。今年最後の映画に、『キック・アス』をもう一度見ようと思っているのですが、今日にするか明日にするか、大晦日のオールナイトにするか、現在思案中・・・。


毘沙門湾の二匹は人に擦り寄ってくるので、シャッターチャンスが難しい?


青梅鉄道公園の「のら」

2010-09-19 22:32:32 | オートバイ春夏秋冬

 午前6時。当然ながら、青梅鉄道公園の鉄扉は閉ざされています。ニワトリさんは、「のら」を探して付近を歩き回ったのですが・・・ポスターが入り口のガラス戸に貼られているのが見えますか?


 数日前の新聞に、7年前から青梅鉄道公園に住みついた三毛猫の「のら」が、このたび青梅鉄道公園の園長に任命され、任命式が23日の13時30分より行われることになった、という記事が掲載されていました。
 「のら」は、7年前に迷い込んできたときは体長10cmほどの子ネコでしたが、動物好きの職員が世話をしているうちにすっかりなついて鉄道公園に定住し、今では地域ネコというか、知る人ぞ知る鉄道公園のアイドルになったそうです(ニワトリさんは、まだ会ったことがありません。残念です)。
 日本一の有名ネコ=貴志川線のスーパー駅長「たま」の例もあることだし、入口付近で来場者を出迎え、職員と一緒に園内点検もしてくれる「のら」を鉄道公園の園長にしたら? という声が上がり、このたびの任命式が行われる運びになったそうです。
 もしかしたら、「のら」に会えるかもしれない、いや、どこかで寝ているところでも目撃できるかもしれないと考えたニワトリさんは、青梅を素通りせず寄り道したのですが、時刻はまだ6時・・・犬を散歩させている人は結構いたけれど、ネコの姿はどこにもなし。コンビニで買ったオニギリを食べながら公園前でしばし休憩しつつ「のら」を待ったのですが、15分後にあきらめて青梅街道に戻りました。23日の任命式には行かれないので、明日にでも行ってこようかな?


 正面には立てなかったのですが、柵の間からポスターを撮影しました。新聞などでは、「のら」を抱いた館長の写真も見ることができます。『ネコを探して』にも登場しましたが、ネコと鉄道の相性は良いみたい!


アオガエル君で撮り鉄?

2010-09-18 22:32:38 | オートバイ春夏秋冬


 「JR最高地点の踏切で 2ショットが撮れた!」・・・いそいそとバイクにまたがり、小渕沢に向かって発進しようというとき、JR最高地点の案内標識を見つけて、「えっ?」。だから、この踏切に誰もいなかったんだ・・・おっちょこちょいのニワトリです。


 今日は、5時15分に家を出てました。23日にグループホームの利用者さんたちと、ぶどう狩り&温泉に行くことになったのですが、たまたまインターネット経由で電話をした農園が非常に感じが良かったので、ツーリングをしながら下見することにしました。例によって、新青梅街道から青梅街道をひた走り、奥多摩湖から柳沢峠を越えて勝沼に下りました。朝8時ぐらいに着いてしまい、幾らなんでも早すぎたと思ったのですが店は開いていて、元気のよい声が聞こえてきました。
 
 まだ本番前だけれど、ここを選んで良かったと思います。お土産にブドウを買って、出発したのが午前9時(夕方家に帰って、恐る恐る箱を開けてみたところ、クッション材がたくさん入っていたせいか、傷一つありませんでした)。高速に乗ってさっさと帰るつもりだったのですが、時間はたっぷりあります。
 シャキッとした奥さんが「道ね。ちょっと待って。あんたの出番」と言って、シャイな亭主をわざわざ呼び戻しました。ニワトリさんは、ご主人から教えてもらった眺望のいい裏道を走って野辺山に向かいました。
 JR最高地点の踏切で小海線を待ち、その後は昔懐かしい八ヶ岳高原道路を走って小渕沢を目指しました。小海線の乗客が小渕沢を発車した直後に出くわす大カーブのところで写真を撮りたかったのです。駅前の商店でおよその行き方を教えてもらい、小渕沢案内マップを片手に現場に向かったら、問題のポイントに立つことができました。
 二時間ほど粘って60点ぐらいの写真が撮れました。帰りはETC=1000円を使って、一気に八王子まで戻りました。前回点検から3000km以上走ったので、西郷さんのお店に寄って(このときオドメーターは6999kmだった)アオガエル君の点検整備をしてもらいました。本日の走行距離は380km。今回燃費は28.85km/ℓ。とうとう、7000km突破です。
 写真を交えた話は明日の夜にでも・・・眠い・・・。


栗原一泊旅行のまとめ?

2010-08-13 23:55:11 | オートバイ春夏秋冬


 国立から栗原まで464km。向こうに着くと「くりでん」のレールを辿った。その日は何だかんだで536kmも走ったが、まだ余力を残していた。写真の東北新幹線に乗って光速移動するのも楽しいが・・・。


 昨日からお盆休みに入り、今日(12日)が三連休の中日なのですが、先週宮城県栗原までバイクで行ったのが事実上の夏休みになってしまいました。
 昨日は半日仕事をしていたも同然だったのですが、今日はまだ暗いうちに走り始め、五日市檜原村からR18を使って松姫峠まで往復してきました。
 8月10日にクマが出没したそうです。先日、登山道を歩いたときも「もしかしたらクマが出るかも?」と想像をたくましくしたのですが、それが現実問題になると、たちまち歩く勇気が消え失せてしまいました。きょろきょろあたりを見回すと、そそくさとバイクに戻り、すごすご来た道を引き返しました。そんなわけで、クマは目撃しなかったけれど、一匹の猿が道路端に出てきて、思いがけず目が合ってしまいました。「わあ~♪」
 これが、とても可愛い猿で、ニコニコ見つめてしまいました。猿は5秒ほどこちらを窺っていましたが、何かの拍子に目を反らすと、一目散に逃げていきました。
 このルートは交通量も少なく、朝だと非常に気分良く走れます。路面が荒れていて道幅も狭いので、必然的にオーバーペースになりにくい点も好ましく、朝飯前の散歩にちょうどいい距離かもしれません(計158km)。
 9時には家に戻りました。アオガエル君(Ninja250R)は、旅の汚れを落としてもらってからシートを被ってひと眠り。ニンゲンもネコと一緒に朝寝しました。

 先週、初めてETCの土日割引を利用して東北まで行ってきました。国立から宮城県の栗原(若柳金城 IC)まで全て高速道路を使ったのですが、通常だと中央道(500円)+首都高(700円)+東北自動車(6800円)=片道8000円かかるのに、往路=2210円、復路=2450円(往路はさらに深夜&早朝割引が適用された)で済んでしまいました。この差は大きいですね~。
 ガソリン代が(36.42リットル)4751円かかりましたが、この数字は燃費のいいアオガエル君しか出せません。仮にリッターあたり20kmで計算すると、ガソリン代は3割増しの6176円に膨れ上がります。
 宿泊費=4800円(一泊)。飲食費=5596円(二日間)。その他=2360円(マインパーク入場料と文庫本)。合計22167円かかりましたが、鉄道と比べると圧倒的に安あがりです。「18きっぷ」を使えば、一日あたりの交通費はどこまで行こうが2300円で済みますが、ここまで遠いと移動だけで一日が終わってしまい、しかも午後3時に向こうを出た場合、その日のうちに帰宅するのは不可能でしょう。

 アオガエル君は排気量が250CCしかないのに、460kmの移動を楽々こなしてしまいました(6時間も乗っていれば多少は疲れるけど)。街中からロングツーリングまで、オールマイティに使えてしまう非常に優れたバイクです。その気になれば、進路変更を重ねながらの高速巡航も可能で、渋滞知らず(帰りに35km渋滞に遭遇したが、時速50~60kmに速度が下がる程度)の上に、なおかつ好燃費(今回28.3km/ ℓ )と来れば、もう鬼に金棒かな?
 こうなると、休日のETC割引を使って地方のローカル線に乗りに行く、という芸当も楽しめるかもしれません。等身大の魅力に溢れたこのバイクを、とことん乗りこなせるようになりたいな~♪


(左)その日の夕方、オドメーターがちょうど、5555.5kmに!
(右)翌朝、走行会前にひと走りしていたら、怪獣雲が追いかけてきた!(バックミラーに写る景色はもっと躍動感にあふれているのだけれど、バイクを止めて撮影したので・・・)


アンコール! ~松姫峠&神戸岩

2010-08-01 22:30:10 | オートバイ春夏秋冬


 (続きです・・・)6時には松姫峠に着いてしまいました。五日前のモトグッチ氏を真似して、リュックにはオニギリが入っています。朝食を食べながら森の中をひと歩きすることにしました。清々しい空気と緑がおいしい~♪


(左)キツツキの仲間が掘った穴でしょうか? 本人の姿を見ることはできなかったけれど穴を幾つか見つけたので、生息していることは間違いなさそうです。そうそう、書き忘れましたが、三連休の初日に毘沙門湾に行ったとき、青い背中と橙色のお腹がとても綺麗な小鳥を目撃しました。スズメほどの大きさで目の前の岩に降りたのですが、もしかして・・・「渓流の宝石」=カワセミではないですか! 磯の小魚を狙っていたので、カワセミならぬウミセミ?だけど・・・人や猫を恐れることなく岩伝いにピョンピョン飛んでいました(狩りはなかなか難しそうですね。成功するのは5回に1回?)。可愛かったなあ~♪
(右)林道の泥濘で見つけた足跡。最初はイタチかと思いましたが、結構大きかったので×。では先ほど見かけたハクビシン? 残された足跡はどれも4本指なのでハクビシンでもありません(ハクビシンは5本指)。現場ではタヌキだと思ったのですが、家に帰ってから「足跡」を検索したところ、目撃した足跡がほぼ一直線についていたことからキツネの可能性が高い? 逢いたいなあ~♪

この美しい森を歩いていれば、キツネどころかツキノワグマにも出くわすかも?


 ここはどこ? 以前も紹介しましたが、(五日市)檜原村のパワースポット「神戸(かのと)岩」です。この日のニワトリさんは、来た道を少し戻ってR18を走って上野原に出て、道も空いていたので(まだ8時前だもの)高速を使わずR20で高尾に戻ったのですが、このままでは5000kmを突破できそうもないので、高尾から急きょ五日市に進路変更し、神戸岩へ向かいました。
 実は、上野原に向かう途中で檜原村へ抜ける峠道のR33を走れば、先日走ったばかりの大垂水峠を通ってわざわざ遠回りしなくても、すんなり「払沢の滝」手前の交差点に出れたのですが、今まで全く気がつきませんでした(この道を使えば、気味の悪いトンネルを通らずに奥多摩湖に行かれますね・・・)。
 檜原村の交差点から「神戸岩」まで4km程度の距離なのですが、いつ来てもとても東京都は思えない深い山の中にスリップしてしまいます。さすが、パワースポット?


    

(左)バイクと比べると、大したことなさそうに見える神戸岩だが、実際は高さ100mもある一枚岩。東京都の天然記念物に指定されている。
(右)アルミ製の歩み板を渡って梯子を登れば、岩と岩の間を探検することができる。


    

(左)向かって右側の岩を巻くように鎖につかまって歩く。両岸の高さ100m。峡谷の長さは60m。谷底の幅は4m。ご覧のように一番狭い個所は2m以下?
(右)100mの岩はジュラ紀にできたものだそうだ。太古の恐竜もこの岩を見ていた? 岩と岩の間を滝のように流れてゆく渓流をスローシャッターで撮ってみた。


    

(左)驚き!桃の木!! 一枚岩を穿って突き出た命の逞しさ!!! 樹齢はどれくらいなんだろう? 
(右)真下から見上げるようにカメラを構えるとこんな感じ・・・光が届く高さまで背を伸ばして枝を広げている。神戸岩から突き出た凄い木が何本もあるけれど、あんたが大将~♪


 このトンネルからも岩の向こう側に行けるが、遊園地のお化け屋敷に入るより勇気が必要で、ニワトリさんも数えるほどしか通ったことがない。去年の春先に来たときもトンネル内に足を踏み入れなったが、朝のことがあったので、近寄るだけで鳥肌が立ってしまった。不思議なことに写真もボケている(手ぶれではない)。映画『サスぺリア』じゃないけれど「決して一人では入らないでください」
 冗談言ってる間に、何だか怖くなってきました。『リング』の最後を直視することができなかった臆病なニワトリなので・・・。


アンコール? ~奥多摩湖&松姫峠

2010-07-30 23:21:00 | オートバイ春夏秋冬

朝5時の奥多摩湖。山肌を覆っていた霧が雲になって立ち上ってゆく・・・


 三連休から五日後の土曜日(明日になると、早いものでそれから一週間が経過したことになります。ハードな週を何とかこなせて、ひと息ついたところでしょうか。明日はまだ仕事だけど、日曜日の休日にどこに出かけようか思案中)。活動を始めたクルミさんを目覚まし時計代わりに3時半に目覚めると、まだほの暗い4時に家を出ました。強烈な太陽が目覚める前に目的地に着いてしまおうという魂胆です。

 あっという間に奥多摩湖に着いたのですが、JR奥多摩駅から奥多摩湖まで連続するトンネルのうちのどれか一つを通過した際に、背筋がゾッとする怖い体験をしました。特に霊感が強いわけではなく、何かを見たわけでもでもないのですが、背筋が凍ってしまったのです。トンネルの中はどれもひんやりと湿っていて寒いくらいだったのですが、あのときのあの鳥肌は一体何だったのでしょう?


 さざ波も立たない静かな湖面に山々の深い緑と雲が写りこんで刻一刻と表情を変えてゆく(左写真)。ニコンのプロ機を三脚に取り付けたアマチュアカメラマンのシャッター音だけが鳴り響く・・・だけなら良かったのだが、路肩に停めたアオガエル君(右写真)の前方にロードスターが停まっていて、アベックがエンジンをかけたままカーステレオからシャカシャカと耳障りなノイズ(音楽なのだけど、ヘッドフォンから漏れて聴こえてくる音のように不愉快)をかなりの音量で流していて、静かないい雰囲気が台無しに・・・。車に乗っているならまだしも、車外に出ているのだから、訳がわからない。彼らにとっても、BGMなしの方がより雰囲気が高まるような気がするのだが、余計なお世話か?


(左)奥多摩湖でひと休みしてから、一気に松姫峠に向かったが、峠道の真ん中に横たわっている動物と遭遇。ハクビシンだった。害獣として駆除される動物だけれど、だから交通事故に遇っていいわけではないだろう。路肩に運んで森に還した。死後硬直していたのに、ほのかに体が温かく哀れを誘った。実はこの四日間で、交通事故にあった動物を3匹も見かけている(いずれもソロツーリング中)。そのうち2匹は猫・・・。早朝の道路を無造作に横切る猫を何回も見かけた。皆さまも、猫はいきなり飛び出してくるものと考えて、狭い道でのスピードの出し過ぎには注意してくださいませ。
(右)松宮峠先の眺望の良いところで山々を背景に記念撮影? たった250ccなのにアオガエル君は実に良く走ってくれる。ルックスもいいじゃない? 


 この日は走らなかったが、松姫峠を越えて大月に至る場合は、峠道を一気に下っていく(画面中央下の道が見えるかな? ジェットコースターの一番高いところから見下ろした感じに少し似ている)。下りに入るといきなり、思わず声が出てしまうほどの絶景が目の前に現れるが、道幅が狭いため停車して景色を眺めることはできない。朝のせいか、霞が立ってかすんだ景色になってしまったが、くっきり見える日はかなりの迫力で迫ってくるので、これぐらいの方が恐怖心を覚えなくていいかもしれない・・・(続く)。


オートバイ三昧(三日目その2 ~松姫峠&猿橋)

2010-07-26 23:55:50 | オートバイ春夏秋冬



 この写真はR139の松姫峠から見た富士山です。ほんの少ししか顔を出していませんが、いかにも夏の富士山といった趣で、青空を背景に黒い山肌を突き出していました。
 奥多摩周遊道路を下ったニワトリさんは、先ほどのガンマの女の子に続くペースメーカーを捉まえました。レーサーレプリカではないドウカティ氏です。自分だったら、ピタリではないにしても後ろにつかれたら、緊張していよいよ走りがおかしくなってしまうと思いますが、ドウカティ氏は特に気にする様子もなく、マイペースで先を走ってくれました。おかげさまでアオガエル君も、この道(国道139号)が右(県道18号)と左(国道139号)に分岐するT字路まで軽快に走ることができました。
 そこからは一人です。道はかなり狭く道路も荒れてきましたが、対向車が殆ど来ないこともあって、気持ち良く峠道を上ることができました。松姫峠にさしかかったとき、ここを素通りしてしまうのは勿体ないと思い(柳沢峠や大垂水峠なら素通りできる)、路肩にバイクを寄せ、エンジンを切りました。たちまち静寂に包まれ、鳥の声だけが聴こえてきました。奥多摩の山々の奥から、夏富士が顔を覗かせていました。
 松姫峠でしばし休憩した後、ダイナミックな峠道を一気に下り、猿橋へと向かいました。帰りは、峠で出会ったモドグッチ氏に従って上野原から高速を使ったので(ETC割引で国立ICまで700円)、11時前には帰宅できました。信号待ちが殆どなかったせいか、かなり回したのに、32.6km/ℓ の好燃費を記録しました~♪


(左)ライムグリーンは森にも良く似合う。時刻はまだ8時40分。早起きは三文の得だと、本当に思った。
(右)このモトグッチ氏は調布在住。50代半ばのジェントルマンだった。奥多摩方面は半日あれば遊べるので大好きだと語ってくれた。しばし話してから、モトグッチ氏はオニギリを持って森の中へ入っていった。一週間後、ニワトリさんもモトグッチ氏の真似をすることに・・・。


 大月市にある猿橋は、刎(はね)橋の一つで、唯一現存する木製刎橋である・・・と書きながら、観光したのは実はこの日が初めて!
「刎橋」とは、橋脚を川に降ろさずに橋を架ける工法の一つで、深い峡を結ぶ場合などに用いられた(吊り橋も橋脚を降ろさない橋で刎橋より一般的)。岸の岩盤に斜めに穴をあけ刎ね木を穴に差し込み、その上に橋げたを組んで橋を結ぶ。猿橋では、雨などの水による腐食から刎ね木を守るため、右写真のように刎ね木や横を渡す柱に屋根を取り付けた。 
 無事帰ってきました。眠くて、限界です・・・。


オートバイ三昧(三日目その1 ~払沢の滝)

2010-07-24 23:18:10 | オートバイ春夏秋冬



 二日目のツーリングがよっぽど楽しかったのでしょう、三日目は映画でも見に行こうと思っていたのですが(70年代映画の傑作『ハロルドとモード/少年は虹を渡る』のニュープリント版。『トイ・ストーリー3』もね)、昨日と同じように5時に起きて、呆れて走り回っているクルミさんを朝食でなだめ、6時に出発しました。
(出かけるとき、クルミさんは隠れてしまい、なかなか見つけられなかった・・・)
 まず五日市檜原村の「払沢の滝」を数十年ぶりに訪ね、十分涼んでから奥多摩周遊道路を走って奥多摩湖に降り、前日走ったR411ではなく、降りたところで左折してR139を走って小菅村から松姫峠を越え大月に出て、猿橋を観光して上野原から高速で帰ってくるショートコース(172.8km)。国立ICを降りてすぐのところにグループホームがあって、ウッドデッキの朝顔の水やりと、隣接する農場の野菜たちの様子も見て帰れるという一石二鳥の作戦です。


(左上)バイパスができてから五日市はとても近くなった。JR武蔵五日市駅まで約40分。6時50分には「払沢の滝」入口に着いてしまった。この時間なのに、日差しは実に強烈・・・。
(右中)滝まで約10分、森の中を沢に沿って歩く。光と影のコントラストが美しい。森に入れば、冷房要りません。早起き鳥の声を聴きながら、歩きも実に爽快!
(左下)山の郵便局。手前に咲いている紫陽花を入れることばかり考えていたら、肝心な郵便局マークが隠れてしまった・・・もっとも、この郵便局は既に廃止されていて、工房としてリニューアルされた。


 日本の滝100選にも選ばれている払沢の滝。たった1時間で手に入る「納涼」。しかも交通費以外はただ! 朝から涼んでいると、実に贅沢な気分になった・・・。写真よりも実物の方が立派。細かい水しぶきに朝日が当って、下から3分の1あたりに虹がかかっているのが見えるかな? 払沢の滝は、このように堂々とした滝だけれど、この滝の上にもう一段小さな滝があるので、実際は二段滝?になる。全面凍結する日を当てるクイズでも有名だが、温暖化のせいか最近は凍結しない年が多くなった。
(今年は凍結してライトアップされた)


 望遠側(157mm相当)にズームして、虹の部分をアップにしてみた(PLフィルターをつけると綺麗に撮れるらしい)。日差しは刻々と変わっていき、20分後に虹は消えた・・・。


 檜原村には「払沢の滝」も入れて13もの滝があるようだ。まだまだ始まったばかりの夏。暑くて我慢できないとき、このマップをガイドに13の滝巡りに行こう~♪


 奥多摩周遊道路の展望駐車場から見下ろす奥多摩湖。雨が多かったのか、満面の水を湛えている。日差しが強烈で、コントラストもくっきり。これぞ夏!といった感じ・・・。
 奥多摩周遊道路は夜間通行禁止で(猛スピードで追い越していく首なしライダーとか、都市伝説も沢山あり)、しかも二輪は五日市側からの一方通行に規制されてしまった。この日は走り屋が結構集まっていて、「払沢の滝」を後にしたニワトリさんも、2ストのRGV-250Γ(ガンマ)を駆る女の子についていく感じで周遊道路に向かった。その前にR34GTRのドライバーと、数台の大排気量レーサーレプリカが競うように峠道を上っていったが、とてもついていけるスピードではないので、先を行ってもらった。ガンマの女の子はリーンウィズで綺麗なラインを描きながら走っていたが、自分もこれくらいのペースが一番楽しく乗れるみたい・・・先導ありがとさん! 
 ゲート手前の駐車場にはバイクが50台ほど待機していたが、8時になったと同時に走る始めるわけではないらしく、一番最後に着いたニワトリさんが、三番目にスタートすることになった(一番最初にゲートを切ったのはオレンジタンクのCB233。駐車場に入らず、そのままゆっくり上がっていった)。

実は、今日も朝4時に出て三日目のコースを少しアレンジして走ってきました。走行距離も5000kmを越え納得。明日から、一泊二日の日程で海の引率に行ってきま~す。安全第一!


オートバイ三昧(二日目)

2010-07-22 09:09:00 | オートバイ春夏秋冬

山中湖にて。なぜか富士山だけが、一日中雲を被っていた・・・


 二日目は三台でツーリングを楽しみました。羽村在住のオートバイ初心者ワイ君に合わせて?朝7時に箱根ヶ崎駅前のコンビニで待ち合わせました。5時起床、早めの朝食をあげてクルミさんの気をそらし、6時20分に家を出ました。
 合流後は、そのままR411(青梅街道)をひた走り、奥多摩湖から丹波村を経て(研修を思い出す・・・)柳沢峠を越え、塩山手前で左折して勝沼フルーツラインを走り、R20に出て笹子トンネルをくぐり抜け、大月から富士吉田経由で山中湖を一周後、道志村から相模湖経由でR20に戻り、大垂水峠を越えて高尾、八王子、日野、国立に戻ってくる【一般道フルコース】です。
 高速を使っても良かったのですが、ワイ君がまだ高速に乗ったことがない!らしいので、もう一人のオー君と相談して一般道だけを走ることにしました。走行距離はトータル270kmでしたが、休み休みゆっくり走ったので、帰宅は夕方6時近くと、延べ12時間ほどのツーリングとなりました。ワイ君、おつかれ様!
 一緒に走ったバイクは、慣らしが終わったばかりのCB1100と、自分と同じ排気量のD-TRACKER(Dトラ)。CB1100に先導してもらい、初心者のDトラが二番手を走り、自分がDトラを見守るようにすぐ後ろについて走りました。途中のワインディングでは、CB1100を始め数々のバイクと束の間のバトル(というか、自分が彼らのペースについて行っただけ)を楽しませてもらいましたが、それ以外は法定速度順守のワイ君についていたので、アオガエル君も驚異的な高燃費(34.3km/ℓ )を記録しました! 数台で出かけると、ペース配分を無理しないので安心&安全にツーリングを楽しめる点がいいですね~。一人だと、兎角先を急いでしまいます・・・。


(上左)奥多摩湖の駐車場は、二輪&四輪の旧車展示場と化していました。まだ9時前だというのに・・・ここに来れば、お気に入りの旧車に逢えるかも? そういえば、前回はロータス・ヨーロッパにも逢えた!
(中右)『ワイルド 7』の飛葉ちゃんや、『ナナハンライダ―』の光君も乗っていた憧れのK0(CB750)もいました。古いところだと、マッハ750SS、Z750FXあたりが非常に格好良かった!
(下右)珍しいエスハチ(ホンダS800)クーペの下に兎が! 誰かのペットでしょうか? 四輪で多かったのが、スーパー7、ロータス・エラン、ベレットGT。同好会の集まりでもあったのでしょうか? 箱スカ、ブルSSS、サニークーペなどの日本の旧車たちに、カニ目、カブトムシ&テントウムシ(虫じゃありません・・・)といった可愛い?系、そしてテスタロッサなどのスーパーカーも見かけました。じっくり話ができれば、写真を撮らせてもらえるかも?


(左)若いけれど優秀なスタッフでもあるオー君のCB1100。サイドカバーをヨンフォア風のものに変更している。シートもカスタム。待ち合わせ場所に向かって新青梅街道を走行中に、前を走っている彼を発見。なかなかのイケメンだが、バイクの腕前も優秀で、ワインディングをひらりひらりと舞っていた。CB1100は400CCかと思うほどコンパクトで、足着き性もNinja250Rと同じくらい良い。これなら自分も乗れそう!
(右)今年の春まで同じ職場にいたワイ君のD-TRACKER(手前)。最初の頃はおっかなびっくり走っていたが、最後の方はかなり慣れてきた感じ。直線ではアクセルを開けコーナー手前でしっかり減速といった具合に、メリハリをつけた走りができるようになれば、もっともっと楽しめるよ~♪
 連日の猛暑、夏バテしないでね~。ニワトリさんは良く眠れるので多分大丈夫でしょう。あっ、今日は夜勤なので、そういうわけにはいかないか・・・。