電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

懐かしいチラシその2

2007-02-22 22:59:59 | Weblog
今日は本当に懐かしいチラシです。チャーリー・チャン主演の『怒れタイガー』です。
ブルース・リーの登場で、クンフー(空手)映画があっという間にブームになった1974年でした。
東宝東和がゴールデン・ハーベストから作品を購入し、ワーナー・ブラザースはショウ・ブラザースの作品のファーストオプションがあったために、その他の会社は独立系の会社から作品を購入していたわけですが、柳の下のどじょうよろしく、当時のインディペンデント各社はこぞって作品を買い求めたわけです。その中で松竹はドラゴンではなく、タイガーを付けて送り出した作品の1本です。これはたぶん、ワーナーが最初にドラゴンを使い、その後、東和がワーナーに仁義を通してドラゴンを使ったので、東和のライバル関係であった松竹(富士)がドラゴンを使わずにタイガーにしたのだと思われます。
チャーリー・チャンといえば、限りなく関西系の某○○組との関わりが深いお方ですが、レオン・ライと瀬戸朝香が共演した『バレット・オブ・ラブ』に出演していたのを観た時は、劇場で声が出てしまいました。それはチャーリー・チャンとン・チーホン(『硝子のジェネレーション』でニコラスの親分やってて『古惑仔』シリーズでも同役)が兄弟役で、二人が上半身裸で登場するのですが、「あ、本物だ。」と二人の背中に書いてある絵を見て反応したからでした。面白いことにその時私が「うぉ~」と声を出した時に、やはり一人女性の声で「へぇええ~」という声が聞こえて、私と同じ反応をする香港映画ファンがいる、と思ったのでした。興味のある方は映画をご覧になって確認してみてください。


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2 コメント

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陳恵敏の旧作 (カンフーチェン)
2007-02-23 00:03:58
こんばんは!タイムリーにも

 今夜はチャーリーチャン主演ローウェイ導演の未公開作品「鐡拳小子」(Kung-FU KID)を観ていました。若さあふれるチャーリー御大の姿と途中で殺されてしまうノラミャオの美しさが鑑賞できるのですが、最後は「新精武門」のごとく主演も殺されるという70年代だけに許された?結幕!なんと言う作品だ!VCDのみの発売で字幕も読みにくいですが貴重な作品でした。
 昨夜はツイハーク導演「蜀山 ZU Warriors From~」を鑑賞しましたよ。深いメッセージが込められてますよね。
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>旧作 (FREEMAN)
2007-02-24 20:42:17
カンフーチェンさん、こんばんは。
ちょうどいいタイミングでしたね(^^)
あの当時のノラ・ミャオ、ほんときれいでしたね。
そのうち彼女の写真をアップしたいですね。
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