電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

徐克的電影世界その8

2007-02-21 19:55:09 | Weblog
電影工作室の車に乗って向かった先は、新界の山の中にある撮影現場でした。以前も『蜘蛛に抱かれた女』や『東方不敗』の撮影現場も新界でしたが、こうゆう場所だと一般の人も入ってこれないということなのでしょう。
車を降りて、ふっと目に入った建物の上を見たら、船の模型がありました。これは『東方不敗』でも登場した船のようでした。その撮影現場の雰囲気からすると、ツイ・ハーク作品の古装片に登場する場所だということがわかりました。
テクテクと歩いていくと、あ、いたいた、ツイ・ハークを見つけました。ちょうどカメラが回っていたので、ちょっと遠くから眺めていました。その先にいたのが、青蛇と白蛇、もとい、ジョイ・ウォンとマギー・チャンでした。『青蛇』の撮影真っ只中で、まずはその撮影をじっと見ることとなりました。場面は池のところで二人が会話しているシーンです。その撮影の早いこと早いこと。助監督のように現場のカメラの指示をしているのは、コアン・ホイ(ツイ・ハークのスタッフの一人で、その後『ジェネックス・コップ』の脚本などを手がけている)です。とのかく1シーンのカット割をばんばん撮っていて、30分ぐらいで5カットは撮っていたのではないでしょうか。昔、『ファースト・ミッション』の撮影現場に行った時に、1カット撮るのに30分近くかかっていたのを見ているせいか、スタッフの動きを見てびっくりしたのでした。


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