電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

ちょっと業界情報

2007-02-07 16:28:21 | Weblog
2月に入ると各社がラインアップ発表したり、GWあたりの上映作品の日程が出てきたりと、いろんな情報が飛び交っていますが、『かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート』4月14日に公開決定したとの通信記事を見つけました。この日程だとGW映画第一弾というべきでしょうか。
ところで、海外で活躍しているアジア系監督のひとり、アン・リーの新作をワイズポリシーとビクターエンタテインメントが日本国内の配給権を購入したとの記事も見つけました。その題名は『Lust,Caution/色・戒』(原題)。前からトニー・レオン主演ということで彼のファンの間では知られている作品ですが、共演がワン・リーホン、タン・ウェイで、1940年前後の日本占領下の上海と香港を舞台に、2人の立場の違う男と、その間で揺れる女スパイとのスリリングな心理的駆け引きを描いた作品とのこと。上海・香港・マレーシアに当時の町並みを再現した巨大セットを組んで現在撮影中で、4月にはクランクアップするとのことです。(その後、2月6日にクランクアップしたという情報がよせられました。多謝MICさん)ちなみに製作は私もよく知っている「グリーン・デスティニー」のビル・コンで、秋に全米とアジア(日本を除く)での公開が決定しているそうです。なお、日本は2008年早々をめどに考えているそうです。
いまさらながらですが、10数年前によくお茶飲んでいたビル・コンが凄いプロデューサーになるとは思わなかった私。もうちょっと仲良くしてたらと思う今日この頃でした(笑)