置物 ワン公

　　　　　

テレビのない生活

テレビが故障して観れなくなってから、5日となる。

退職して毎日が日曜日の生活で、テレビを見ている時間が圧倒的に多く、

テレビに支配されてきたような時間を過ごしてきた。


それが普通であったので何も考えずに、退職してから10年を過ごしてきた。


今回、テレビが故障してラジオを聴いて毎日を過ごしているが、

いかにテレビが自分を、自分の時間を支配してきたかを理解した。


ラジオを聞いていると、その間にいろいろなことができる。

言葉を変えれば、テレビを見ていたら、何もできない。

目と耳が引き付けられるからである。


ラジオを聴きながら、本も読める、何らかの作業もできる、

静かに耳を傾けて休むこともできる。


テレビのない生活は、もう直ぐ終わるが、

テレビを見ることがどういうことか、見ないことがどういうことか、

ここ数日考える時間を持った。


これからは、だらだらと単にテレビをつけて時間を費やす生活を反省したい。

残り少ない人生を考えたい。

認知症検査のお知らせが届いた。

運転免許証の更新のお知らせが届いた。


75歳なので、高齢者講習をまず受けなければならないが、

その前に、認知機能検査を受けなければならない。


それに合格したら、更新の講習を受けるようである。

それでようやく、運転免許証の更新手続きができるとのことである。


高齢者の交通事故が多くなっているので、

高齢者に対する免許証更新は厳しくなっているが、

これは必要なことである。


若い時の簡単な免許証更新の手続きが懐かしく、

自分は運転に危険が伴う年寄りになったんだ、と

改めて、認定されたようである。

年賀状お年玉くじで、 切手シール3枚も当たった。

年々、年賀状の宛先が、減っている。


歳だから仕方がないが、なんか寂しさがある。


そんな中、お年玉くじで切手シールが3枚当たっていた。


毎年、3〜4枚切手シートが当たるが、今まで切って以外に当たったことが無い。

一等賞とか当たる人はいるのだろうが、

知り合いで切手以外が当たったという話は聞いたことが無い。


なんか当たる確率は、宝くじより少ないように思われる。


切手も当たる人はいないのだから、

まあ切手が当たったのだから、幸運であったのだろう！