あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

DNA研究所の見学

2015年08月26日 | 取材

もう1か月近く前になりますが、近くのDNA研究所の見学の機会があり参加しました。
同じ地区にありながら、今まで一度も見学したことがありませんでした。









この研究所ができたのは、今から20年前になります。
当時はDNAなんていったいなんなのか、何のための施設なのか見当もつきませんでしたが、今では事件・事故のDNA鑑定ですっかりおなじみになりました。
でも、中身は全然わからなくて、説明をきいて少しは勉強しましたが、ブログにどうまとめたらよいのかわからず、一日伸ばしになっていました。

あの時もらったパンフレットをもう一度見て、自分なりにまとめておきたいと思います。

①私たちの体は60兆個もの細胞からできている。
②細胞の中にある核の中に染色体がある。









③染色体をひもといていくと2mにもなりこれがDNAで、ふたつのひもが絡み合う二重らせんという構造をしています。









④生物はいろいろなたんぱく質の働きで成り立ち、たんぱく質はアミノ酸が並んだもので、アミノ酸の種類と並び順は、3塩基ずつのDNAで決まります。
塩基はAとTとGとCの4つからできていて、3塩基づつ並び「生命の設計図」と言われています。
人間の塩基の数は30億で、1冊300万載せたら、全部で1000冊になるということですから想像もつきません。

これはラン藻の全塩基配列をまとめた本です。









廊下から研究室を見学しました。
並んでいる機器が自動的に解読していくそうで、人の姿があまりありません。









窓の下には似つかわしくないような和の庭園がみえます。








かずさ丘陵にあるDNA研究所です。向こうにはホテルオークラやかずさアークが見えます。






DNAの研究により、世界の食料問題の解決、健康増進、地球の環境を守るなど、とても重要な役割を果たしていることを知りました。
こんな先進的な研究がすぐ近くで日々行われているなんて誇りに思いました。
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