あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

こんぴら・道後温泉の旅(♯3 金刀比羅宮への道)

2017年07月04日 | 旅行記

黄色いちゃんちゃんこのガイドさんに連れられて785段の階段を上がっていますが、途中立ち止まっては説明を聞き、写真を撮ります。
後でわかるように説明板も一緒に撮るようにしています。
「金刀比羅宮御本宮参拝ガイド」というHPに詳細が事細かく出ているので、自分の撮った写真と照らし合わせて、わかるものを載せていくという地道な作業をしています。
でも、これをやることによって、旅のおさらいができて、より印象深くなります。

今日は295段目からです。
351段目に明治10年に建てられた金刀比羅本教総本部があります。
左側の灯篭は重要有形民俗文化財である青銅大燈籠です。
金刀比羅宮へ奉納された青銅燈籠のなかで最も豪華なものです。









鼓楼は、朝夕時刻を知らせる時太鼓を備えた高閣です。
宝永7年(1710)に建てられました。
今でも朝夕百八つの太鼓が響きます。










石段365段の大門です。
大門は神域の総門です。
水戸光国の兄である松平頼重候から寄進されました。
二層入母屋造・瓦葺です。









楼上に揚げられた「琴平山」の額は、有栖川宮熾仁親王殿下の御筆です。









大門をくぐります。









大門の中で加美代飴を売る5軒の飴屋は境内で商いを特別に許された五人百姓です。
この日は4人でした。お休みもあるんですね。









石段365段~431段は150mほど続く石畳で桜馬場と呼ばれています。
春には桜並木になるそうです。
サイドには奉納金の額とお名前の石がずらっと並んでいました。









桜馬場の途中、宝物館へ続く脇道があります。
その角に、俳人小林一茶の句碑があります。
寛政6年(1794)、当時32歳の一茶がこんぴら参りをした際の句です。

おんひらひら蝶も金比羅参哉










桜馬場西詰銅鳥居が見えてきました。
黄色いイメージカラーの看板には「しあわせさん。こんぴらさん。」と書いてあります。









こんぴら狗(いぬ)はこんぴらさんにお参りをしてくてもできなかった人が、飼い犬にお参りをさせました。
犬は旅人から旅人に連れられ、目的地までたどり着いたということです。








鳥居をくぐり、477段の所にあるのが、着見櫓です。
その昔大名行列を見張ったといわれている櫓です。









社務所門の向こうに見えるのが御本宮と見間違うような立派な旭社です。





今日も御本宮までたどり着きませんでした。
次回はたぶん到着すると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする