あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

東京散歩(上野で仏像展)

2015年01月25日 | 旅行記
上野公園の噴水広場に着きました。
目指すは正面の東京国立博物館の本館です。









噴水の池には早くもチューリップの花が飾られていました。
この日はお天気がよく暖かでしたが、寒い日には花が寒さに耐えられるのか心配です。









博物館のお目当ては特別展「みちのくの仏像」です。









本館の横には明治33年(1900)、皇太子(後の大正天皇)のご成婚を記念して計画され、明治42年(1909)に開館した表慶館があります。
手間の右側の大きい木はモクレン科のユリノキで、春にチューリップによく似た花を咲かせるそうです。
明治8、9年頃渡来した30粒の種子から育った苗木の1本が、明治14年に現在地に植えられたと言われ、博物館の歴史を見守り続けています。









明治5年に創設された博物館の玄関は古くておしゃれです。

 







仏像展と同時に「3.11大津波と文化財の再生」の様子も展示されていました。
玄関に展示されていたのは、岩手県立高田高校海洋システム科が、養殖実習などに使っていた船「かもめ」です。
被災後2年間太平洋を漂流し、アメリカカリフォルニア州の海岸で発見されました。
付着した貝類を除去したところ、高田高校の船とわかり里帰りができたそうです。









特別展は撮影はできませんが、常設の展示では一部撮影できました。
これは横須賀市の曹源寺に伝来した鎌倉時代初期の十二神将立像です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする