今朝のしんぶん赤旗1面の記事。
NHKの世論調査結果を報じたものだが、先の参院選でも議論の的となった「消費税減税・廃止」が、今や国民多数の要求となっていることを示している。
野党が多数を占める国会でもあり、是非、実現に向け頑張って欲しい。
今朝のしんぶん赤旗1面の記事。
NHKの世論調査結果を報じたものだが、先の参院選でも議論の的となった「消費税減税・廃止」が、今や国民多数の要求となっていることを示している。
野党が多数を占める国会でもあり、是非、実現に向け頑張って欲しい。
2006年上半期第135回直木賞受賞作、文春文庫、342頁。
「才能豊かなパティシエの気まぐれに奔走させられたり、犬のボランティアのために水商売のバイトをしたり、難民を保護し支援する国連機関で夫婦の愛のあり方に苦しんだり・・・。自分だけの価値観を守り、お金よりも大切な何かのために懸命に生きる人々を描いた6編」
さすが直木賞受賞作、とうならされた一冊。
先の選考会が「該当作なし」の結論になった後だけに、その賞の持つ重さを実感させられた。
これまでも、同氏の作品はいくつか拝見した来たがいずれも長編だったせいか、これほどのインパクトを感じることはなかった。
本書に収容された6編はそれぞれに力のある佳作で、共感しつつ拝読した。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)
選者評:平岩弓枝氏
「候補作の中で、ずば抜けた秀作と思った。登場人物を描く作者の目線がまことに快い・・・。見事だ。この作者の年齢の時、私はとてもこれだけの作品は書けなかったと思い知って、また一段と羨しくなった。」~「直木賞のすべて」から引用。
新潮文庫(旧版)、275頁。
太宰治賞受賞の「泥の河」、芥川賞受賞の「蛍川」と「川」3部作を構成する同氏デビュー初期の作品。
「夜は華やかなネオンの光に染まり、昼は街の汚濁を川面に浮かべて流れる道頓堀川。その歓楽の街に生きる男と女たちの人情の機微、秘めた情熱と屈折した思いを、青年の実直な視線でとらえた秀作」
ただ、その後発表された「錦繍」や「優駿」に比べると、物語がやや類型的なのが気になる。勿論、実際にはデビュー前に書かれた作品なので当然かと思う。
どういう訳か、酷暑続きだと言うのにすこぶる体調が良い。
従来、本を読むのが辛かった目の具合が好転し、今では数時間も読み続けることができる。(宮本輝氏の「優駿(上下)600余頁」を3日で読んだ)
また、昨年末頃に頻発していた眩暈と吐き気など、どこへ行ってしまったのかその気配すらない。
理由はよくわからないが、ひとつ変わった点は、当所で供される(厳密に管理された)食事をとっている点だろう。(ただ、現在は夕食のみで、朝昼は自炊している)
当所の食事は、栄養バランスは勿論だが、特に塩分の量が1日10グラム以下に管理されており、自炊分も、極力(塩分を)控えるように調理している。
結果、腎臓に与える負荷が減り、これが体調の維持に寄与しているのではと思っている。
何はともあれ、サ高住への入所がこの変化を生み出しているのであれば、大変結構なことである。