コンビニサイズ

朝、気持ち悪くて目が覚めた。

食い合わせか、
卑しく寝床まで持ち込んだ酒の所為か。

クルマの中に胃腸薬があった筈。
探したが、見当たらない。
う～ん、どこいった？
そうだ、
コンビニに何かないか。

薬のコーナーは閑散。
品数が少ない。
と、胃腸薬が箱ではなく、
１パックずつ売られている。
キャベ２、126円。

成る程、良心的だ。

そういやぁ、
先日こんなニュースを読んだな。
不二家のカントリーマームが売れ行き好調だと。
特にコンビニでの伸び率は著しい。
その要因は、小分けされたパッケージ販売。

良く見られる、レジ横のテーブルで、
1個ずつのバラ売り（21円）をしてみたところ、
かなり好評だったと。
OL等の「お菓子は食べたいが、少しだけ食べたい。」
というニーズに見事合致したようだ。
これはイケると、
コンビニ限定パックの5個入り（105円）を発売したところ、
これがまた大ヒット。

胃腸薬も、
大抵は一回飲めば、後は忘れちゃうものだ。
それなら多少割高でも、バラの方が都合が良い。


最近のコンビニは企業グループ内のプライベート・ブランドの商品を導入したり、
商品の値下げを行ったり、ミニ・スーパーに近くなってきた。
ATMの設置、公共料金や税金の支払い、郵便、
店舗によっては有料道路の通行券も取り扱っている。

この先どんな進化を遂げるか？