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しげる牧師のブログ

聖書のことばから、エッセイを書いています。
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朝の露 <相続地>

2024-07-08 | 民数記
「これが、カナンの地でイスラエルの子らへの相続地を受け継がせるようにと、主が命じた人たちである。」(民数記34:29新改訳)

この章からわかるのは、イスラエルがカナンの地で得る相続地は、整然と分けられ、組織化されていたことである。すなわち祭司エルアザルとヌンの子ヨシュアが頂点に立っており、その下に各部族長がおり、すべての民がその指導のもとに土地を配分されたのだ。▼これからみると、誰の土地かわからないようなものはなく、じつにみごとであった。やがて主イエスが地上に来臨され、千年王国が始まると、イスラエルはもちろん、世界中の土地が諸民族に分け与えられ、争いも奪い合いもない平和な地球となるにちがいない。平和の王イエス・キリストの支配により、あらゆる民が平和と繁栄を楽しむに至るであろう。▼栄化したキリスト者たちはエルサレムにとどまるが、世界の地域を支配する「天の族長」として自由に行き来するのだろう。「主人は彼に言った。『よくやった。良いしもべだ。おまえはほんの小さなことにも忠実だったから十の町を支配する者になりなさい。』」(ルカ19:17同)▼「またキリストにあって、私たちは御国を受け継ぐ者となりました。すべてを御心による計画のままに行う方の目的にしたがい、あらかじめそのように定められていたのです。」(エペソ1:11同)