流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

石川県立 航空プラザ <実機展示場>

2021-11-15 | 博物館・資料館等
石川県立航空プラザは、石川県小松市安宅新町に所在する航空博物館です。

平成7年(1995年)11月27日、日本海側では唯一の航空博物館として開設されました。
航空機の歴史や構造、航空機の実機などが展示されています。
小松空港(石川県小松市浮柳町)の北側に位置しています。


1階フロア・実機展示場では、各種様々な航空機等が展示されていました。


人力飛行機「ゼフイルスβ(ベータ)」
展示機は、女性による人力飛行機の飛行距離日本記録樹立を目指してお茶の水女子大と早稲田大との合同チーム「お茶の水人力飛行機研究会」の手で製作。
平成9年(1997年)11月16日、海上自衛隊下総基地にて飛行距離1,004メートル、滞空時間3分3秒を記録。
女性パイロットによる人力飛行日本記録を大幅に塗り替えました。


超軽量機「菱和式 つばさW1-1」(JR0467)


ハンググライダー「ハリアー1989」(ウイルス・ウイング社製/アメリカ)


多用途ヘリコプター「川崎ベル47G-2」(JA7316)


愛知県警察航空隊において愛称「あかつき」として運用されました。


「エバンスVP-1」(エバンス・エアクラフト社/アメリカ)


個人が手作り飛行機として購入し、6年の歳月を費やして完成。
昭和61年(1986年)5月11日、千里浜海岸(石川県羽咋市)で初飛行に成功しました。


多用途軽飛行機「ピラタスPC-6/B2-H2」(JA8221)


国立極地研究所が、南極大陸昭和基地にて南極観測機として使用されました。


観測ヘリコプター「OH-6J」(31093)


展示機は、陸上自衛隊航空学校宇都宮校にて運用されました。


練習機「T-33A」(71-5321)


航空自衛隊において主にパイロット養成として運用され、他に訓練支援や連絡業務にも使用されました。


「操縦席(前席)」


ターボジェットエンジン「アリソン J-33A-35」
T-33Aに搭載されていた航空機エンジンです。


「F-2戦闘機(複座型)機種部分モックアップ」(実物大)
機首から操縦席後部までの木製模型です。


「ASM-1空対艦ミサイルモックアップ」(実物大)
F-2戦闘機における装備品としての木製模型です。


要撃戦闘機「F-104J」(46-8539)


開発当時は、卓越した高速性と形態がミサイルを彷彿させ、『最後の有人戦闘機』と称されました。


「操縦席」


高等練習機「T-2」(99-5163)
日本が初めて開発した超音速ジェット機です。
航空自衛隊において、戦闘機パイロット養成の練習機として運用されました。


展示機は、航空自衛隊に所属するアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」で運用された機体です
昭和57年(1982年)から平成7年(1985年)までの間、全国各地で展示飛行を行いました。


「スモークノズル」
曲技飛行時に見せる煙(スモーク)を排出するノズルです。


「操縦席(前席)」


多用途機「ドルニエ28A-1」(JA5115)


展示機は、阪急航空が所有していた昭和37年(1962年)に国連からの依頼によりネパール連邦民主共和国にてヒマラヤ山脈の写真撮影に派遣されています。


練習機「ビーチクラフトE33」(JA3442)


展示機は、航空大学校宮崎本校(宮崎県宮崎市)において固定翼機パイロットの養成に使用されました。


初等練習機「T-3」(11-5538)


航空自衛隊において、操縦学生が最初に操縦する初等練習機として運用されました。


展示機は、航空自衛隊岐阜基地(岐阜県各務原市)に所在する飛行開発実験団で運用されました
本機は、航空自衛隊が導入した航空機及び装備品の試験・評価、テストパイロットの養成を主任務とする機体として使用されました。


此処では官公庁退役機の他、民間航空でも活躍した航空機を含め幅広く展示されているのが良いですね。

様々な各種航空機を堪能しました。
ありがとうございました。
☆゚.+゚o(>Д<。*)ノ゚+.★ァリガトォ★゚+.ヽ(*。>Д<)o゚+.゚☆

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