流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

北条鉄道・法華口駅

2019-05-02 | 鉄道
法華口駅は、加西市東笠原町沖にある北条鉄道北条線の駅です。

北条鉄道は、加西市及び兵庫県が出資する第三セクター方式の鉄道事業者です。
本社は加西市北条町にある北条町駅(有人駅)に所在しています。

<沿革>
大正04年(1915年)03月03日、播州鉄道により粟生駅-北条駅間の開通と同時に開業。旅客及び貨物の取扱を開始
大正12年(1923年)12月21日、播丹鉄道の駅へ
昭和18年(1943年)06月01日、播丹鉄道が国有化(当時:鉄道省→日本国有鉄道/通称:国鉄)
昭和37年(1962年)03月01日、貨物の取扱を廃止
昭和60年(1985年)04月01日、北条鉄道の駅へ(第三セクター鉄道への転換)


駅舎、プラットホーム及び便所が登録有形文化財に登録されています。


「法華口三重塔」(模型/高さ7メートル)
西国二十六番札所の法華山一乗寺の最寄り駅として同駅のシンボルとして建立寄贈されました。
地元の大工さんが同寺の国宝・三重塔を参考に約1年を掛けて制作しました。


石碑『おり立てば法華の塔の響きあり 心あらわれ澄みわたる空』


「駅舎待合室」
駅舎内では、『駅舎パン工房~Mon favori~(モン・ファボリ)』が営業しています。


日本国有鉄道(通称:国鉄)時代末期は中間駅で唯一の有人駅(業務委託駅)でしたが、現在は無人駅となっています。


法華口駅は、片面ホーム1面1線を有する地上駅です。
木造の駅舎は、開業当時(大正4年)に建設されたものです。


日本国有鉄道(通称:国鉄)時代からの古い駅名標が残されています。


北条線は、線内折り返し列車のみ1時間あたり1本の運行でワンマン運転を実施しています。


日本国有鉄道(通称:国鉄)時代末期は、中間駅として唯一の有人駅(業務委託駅)でした。


昭和33年(1958年)以前は、列車交換設備と貨物側線があったとの事


「北条鉄道フラワ2000形気動車」(フラワ2000-2号)
ワンマン運転に対応した一両編成のディーゼルカーです。


法華口第2踏切(下り方面・北条駅方面側)から見える駅ホーム周辺

かっての面影を残しながら佇む無人の駅舎風景を楽しませていただきました。
ありがとうございました。
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"

この後は同駅を後にして、当初の目的地へと移動します。・・・・つづく。(^_^v

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