流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

交通科学博物館_プラットホームプラザ

2012-04-28 | 博物館・資料館等
交通科学博物館の屋外展示である「プラットホームプラザ」へ移動しました。
画像にある屋根は、2代目京都駅1番ホーム上屋のトラス構造を利用しています。


「関西鉄道の社章(実物)」
関西鉄道大仏線の黒髪山トンネル(奈良市)の出入口に付けられていたものです。
関西鉄道は、明治時代に存在した鉄道会社です。大阪府中東部・三重県・奈良県・
和歌山県を中心に路線を展開し、その後、国有化(当時の国鉄)されたとの事。


各種鉄道車両の車輪


「国鉄7100形蒸気機関車」
明治13年、北海道初の鉄道(官営幌内鉄道)の開業にあたり、アメリカから輸入
された蒸気機関車です。


「国鉄キハ81形特急ディーゼル動車」
昭和35年に日本で初めて特急ディーゼル動車として登場しました。
昭和53年、紀勢線の「くろしお」を最後に引退しています。


「国鉄C62形蒸気機関車」
昭和23年、当時最大の貨物用機関車D52型を改造した高速旅客用蒸気機関車。
東海道・山陽線の特急など、当時の国鉄を代表する列車をけん引したそうです。


「国鉄D51形蒸気機関車」
国鉄の前身である鉄道省が設計・製造した単式2気筒、過熱式のテンダー式
蒸気機関車です。主に貨物輸送のために用いられ、太平洋戦争中に大量生産
されたこともあって、その所属両数は総数1,115両に達しており、ディーゼル
機関車や電気機関車などを含めた日本の機関車1形式の両数では最大を記録
しているとの事。


「国鉄80系電車(湘南電車)」
昭和25年に登場した、最初の長距離用電車です。


「マロネフ59形寝台車」
昭和13年、貴族や貴賓客用の1・2等寝台客車として3両製造され、戦後、
駐留軍の専用車を経て、皇太子殿下の非公式用として使用されたそうです。


「国鉄230形蒸気機関車(233号機)」
国鉄の前身である逓信省鉄道作業局(官設鉄道)が発注したタンク式蒸気機関車。
本格的に量産が行われた初の国産蒸気機関車との事。

当時の時代背景が分からなくても楽しめる博物館でした。
以上で交通科学博物館シリーズを終了します。
ありがとうございました。m(__)m
コメント
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