酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

百姓一揆! 「平成佐賀の乱」

2015-01-12 10:21:52 | のほほん日記系

もともと私は基本姿勢として政治なんぞに興味がない。

しかし、今回のバタバタ県知事選挙・・・気になることがひとつ。
キムジョンイル独裁政権からヒトラー独裁政権になることが、はたしてみんなのためかどうか。
しかし、地元からは対立候補となるような人材が立候補しなかったのだ。
なんともはや、よくも悪くも県民性「おカミがどうにかしてくれるやろ」
立派な人はたくさん隠れているのに、誰も「自分が」という人はいないのである。

一方、独裁政権の継承者になりたいヒトラーの本当の姿を全国のネット住民はよく知っていた。
今までネット住民から相当な批判を受け、それに対し公然と暴言を繰り返していたのである。

『しかし、普通の人は名前売れてる人にしか投票しないだろうなぁ』

ところが、ところがである。
キムジョンイルよりもひどい独裁手法を、百姓(農協)が警戒していた。
「佐賀にいないのなら東京から引っ張ってきちゃえ」
出遅れたこともあり、外から「外様大名」を立てた【百姓一揆】は成功するとは思えなかった。
一方、ヒトラーは早々に江戸で将軍に接見し「私はあなたがたの言いなりに動きますから」と。
実際の選挙戦では、テレビでしかみない有名政治家が「これでもか」と弱小県に押し寄せたのである。
誰が見ても、「はぃはぃ、ストーリーはもう決まってるんでしょ」って感じ。
最後は家にまで「アベさんの肉声」電話が無差別にかかってくる始末。
そこまでするかってーの!

しかし、あまりに圧倒的な力で進む異様な光景のせいなのか・・・

勝ち目のない百姓一揆は、次第に漁民、業界団体を巻き込んで、市長町長、県市議会議員、はてさて反対派であろう民主党まで立ち上がった。
中央の自民党本部のやり方に反発した地元自民党勢力の結集、それに賛同した浮動票。
おカミの一方的な押し付けに反発した百姓、それがオール県民を巻き込んで起きた、
まさに【平成佐賀の乱】の結末である。

自民党本部など中央からの支援を受けた樋渡氏と、農協の政治団体や保守系の地方議員からの支持を受けた山口氏の「保守分裂」となった今回の知事選。武雄市長時代に、『twitter』『Facebook』などで自身を批判するユーザーに対して攻撃的な投稿を続けたり、図書館・歴史資料館の管理者にTSUTAYA・Tポイントカードを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブを指定するなど、その政治手法や発言が批判を受けることが多い樋渡氏は、143720票と40000票近い差をつけられることになりました。
『twitter』#自民党本部による佐賀県冷遇策を考える より


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1 コメント

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佐賀の乱 (souteigai)
2015-01-17 01:26:06
知名度のまったくない山口さんが選挙に出て勝っちゃうということはいかに農協の組織力が強いかということを知らされただけの選挙だったと思います。

政策でまともなことを言っていたのは島谷さんだけではなかったでしょうか?それでも結果は悲惨なことになってしまいました。

景気が悪くて生活が大変なのはわかります。それでもカネで魂を売ってしまうのはいかがなものでしょうか。

佐賀の乱は結局江藤新平が梟首の刑にさらされましたが、山口氏にはそのような根性も思想もなく、農協のロボットとして媚びるだけでしょうね。

原発は再稼働するし、オスプレイも結局やってくるのでしょう。
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