酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

【ばいく工房よよよ^^;】 DT125R 重い腰上げて腰上オーバーホール・・・1

2017-08-18 10:38:20 | 技術系

世の中、お盆休みに突入。
極暑の夏休みに何をするかというと・・・
突然死したDT125Rのエンジンをばらそうというのだ。

前回、こんなパドックを設置し突然のゲリラ豪雨にも対処。
なんせシリンダーヘッドを開けるのだ。
雨が駄々流れ込んだらシャレにならん。
心臓手術はさすがに屋根がないとね(^_-)-☆

古いバイクなので、何かの参考になる方もいると思うので写真を多く載ておこう。
以降、縮小写真は拡大してご覧ください。

シリンダヘッドを開けるのに2stオイルタンクがじゃまなので、取り外してそこら辺にタイラップでぶら下げておく。

ついでに反対側YPVSサーボモータも外してぶら下げておく(^_-)-☆

DT125Rは水冷だからして、まず最初にクーラントを抜くこと。
面倒なのでついつい後回しになりがちだが、忘れずに最初に抜いておかないとヘッドのボルト緩めた途端エンジン内が水浸しになるので要注意!
ラジエータからの太いホースとキャブからの冷却水戻りホースを外し、サーモスタットカバーと水温センサーを外す。
(ウチのDTはキャブには冷却水回していないので、サーモスタットからぐるりとヘッドに戻しているだけ(^^♪)
長年の水回り、ネジは固着して舐めやすいので注意注意(^_-)-☆

サーモスタットとOリングはそのまま指ではずせます、決してコジらないように。

ヘッドの6角ナット5本を、必ずメガネかソケットで「対角線緩め」ではずす。
おそらくガスケットが固着してるだろうから、ハンマーでコンコン!

初めて見るDT125Rのシリンダ内。
『んードロドロできちゃない( ˘ω˘ )、でもガッツリ焼き付いてはいないようだ(^^)/』
というか、おりゃ2stのシリンダばらしたことなかったニャ。

上死点までピストン上げてみるとピストンヘッドのカーボンの厚みがよくわかる"(-""-)"
『これって?カブリとかいう問題じゃないくらいギトギトだよなぁ』

ヘッドカバー側は汚れているが問題なさそうだ。

さて、肝心のシリンダーを取り外そう。
まずは・・・忘れずに(^_-)-☆

YPVSのワイヤーを外しておく。
なかなか取れない場合は、完全にワイヤーを緩めてプーリーごと取り外してからワイヤーを抜くのが吉(*^^)v
で、シリンダーの4本の六角ナットを緩めるのだが・・・
手が入りにくいのでスパナで緩めようとした途端、「ウニュ( ゚Д゚)」
『こりゃいかん、ここを舐めると大変なことになる(''Д'')』
たまたま工具箱にあった「薄手のメガネレンチ」でガッツリ噛ませて緩めた。
特に1本だけ固着が酷かったのでメガネでも舐めそう。
『仕方がない、手ンパクト"(-""-)"』
メガネレンチの柄をハンマーで思い切り小突いて、なんとか緩めることができたのでした。

スタッドボルトのサビサビが酷いが、実はネジは上部しか噛んでいないのでワイヤーブラシでごしごし錆落として『オッケー(^^)v』
そんなもんである(^_-)-☆
それにしても、クランクのガタも少なくきれいなエンジン腰下・・・ということにしておこう(^^)/
とりあえず、ピストンピンのクリップを外し、ピンを抜けばピストンが外れるはず・・・新品ならね・・・"(-""-)"
過酷な運転にさらされたエンジンはそうマニュアルどおりにはいかない。
今回も指で押したぐらいではビクともしないので、〔掟破り!〕ドライバーで小突いてピストンピンを抜いたのだった。

YPVSもギトギト"(-""-)"
こんなんでも、キーONでは元気に「ミーミー」とクリーニング動作に問題なかったぞ。

シリンダー分解はここまで。
さてさて再度組み上げることができるのだろうか・・・



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