血をとったら肉が喰いたい

日曜日の朝・・・
「近くに来てるんだけど」
我らの大将から電話がかかった。
『へ？近くってなんですか？』
「イベントでお宅の近くに献血バスが来てる」
『は？じゃ行きます』
ということで、近所のコンビニまで。
なんというか、健康キャンペーンの片棒担いで献血バスが来ているらしい。
で、献血者が少ないとやはりかっこ悪いのだろう。
「献血してね」
献血はいいのだけれど、犬を連れて行ってるので・・・
『ちょっと犬見ててください』
「吠えたりしないよね(-_-;)」
『ダイジョブです、おとなしいので』
私が献血終わるまで、ちゃんとおとなしく待ってたようです。

そんなこんなで、クソ暑い日曜日の夕方・・・
『なんだか肉が喰いたい』
スーパーに行ってみたが、グラム９８０円とか。
「ちょっといかがですか？」
『うわぁ( ゜Д゜)』
背中からオバサンが爪楊枝を差し出す。
ステーキのコマ切れだ。
『これって何の肉ですか？』
「アメリカン牛肉、そこにあるやつですよ。おいしいでしょ？」
グラム４８０円もするのか・・・正直〔うまくなかった〕

ブロック牛モモが欲しかったのだが、結局買ったのは豚モモ。
『さて、なにつくろうか』

〔豚モモハムもどき〕
材料：豚モモブロック　４００ｇ　塩　４ｇ　８ｇ（ちょっと塩辛かった）
　　　粗びきコショウ適当、タカノツメ適当、ローリエ２枚、
　　　庭からとってきたローズマリー１枝

１　ブロック肉はフォークでブスブス！
２　分量の塩をよーく刷り込んで
３　コショウとタカノツメとバラバラにしたローズマリーをまぶし
４　ローリエを両面に張り付けて
５　ポリ袋に空気をぬいて冷蔵庫で１日（本当は３日くらいがいいらしい）

こんな感じ(^^♪

６　ポリ袋から取り出した肉をラップで空気が入らないようにきっちり包む
　　（キャンディのように包むのがおすすめ、私はさらにジップロックに入れる）
７　熱湯を沸かし、炊飯器に入れ肉を沈める。

肉が浮いてくるので皿で重しにするとよい(^^)/

８　炊飯器の「保温」で１時間あれば中心温度６５度以上　２時間くらい。
（中心の温度はあがってるけど、直径１０ｃｍだと十分な時間がない感じ）
９　その後取り出し、冷水でさます。

よくあるレシピにはお湯につけっぱなしで冷ますと書いてある。
理由は余熱で中までじっくり加熱されるだと。
実は危険なんですよ、それ。
加熱しているから大丈夫だと思ってるでしょ？
確かに栄養型の細菌やウイルスは死滅してる。
でもね、世の中には芽砲菌ってものがあって・・・
とにかく至適温度４０度付近をなるべく早く経過させるのが、微生物コントロールの基本なのです。
ということで、私は氷を使ってまでも急冷します。

１０　冷蔵庫で冷やしてから切り分けるときれいに切れる。

さて職場に持っていこうか、どうしようか・・・
だって、危険だから食わないって言う奴らがたくさんいるのでねぇ(-"-)