酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

梅雨時の遊び

2013-06-09 19:25:59 | のほほん日記系
梅雨入りして2週間
晴れが続いているが、日曜日は雨の予報。

ばらばらに分解洗浄していたキャブレターも土曜日には取り付けなければならない。

化学の力でここまできれいになったパーツ。
「こんなに部品があるんですか?ちゃんと組み立てられるんですか?」
職場のT久保さんが言うが、
『いやいや、これを組み立てるのがプラモデルより面白い』

金曜日の晩、酒飲みながらキャブを組み立てて眺めると、それは高級な模型を眺めるような至高のヒトトキ。
しかし、1点気に入らないところがある。
DT125Rのキャブ〔三国VM26SS〕は、冷却水の通路が付いているのだが、そこだけどうしても詰まりが取れないのだ。
まぁ、寒冷地での凍り付き防止のキャブウォーマーだから、塞いでいても何も問題はないのだが・・・
酒を飲んだ勢いというのは恐ろしい。
『やっぱり、穴が詰まってるのは気に入らない』
キャブレターは複雑な燃料、空気の経路が迷路のように配置されている。
それは、アルミ鋳造の塊に外部からボーリングで穴を開け、不要な部分を真鍮やらアルミやらでふさぐことによって作成されているのだ。
『ハンダでふさげなくて失敗しても、どうせ使わない経路だから・・・』
アルミのふたにドリルで穴を開け、水路を貫通させることを決心した。

細いドリルでガイド穴を開け、徐々に太いドリルに変えていく。
中からは土みたいな冷却水とサビの成れの果てがボロボロ出てくる。
ある程度の大きさになって、針金で中を掃除してみると。
『うぇー、汚い耳掃除みたいだ』
耳ほじりにはメンボウだろう。
エタノールつけた3本の綿棒は真っ黒。
おかげで、パイプから息を吹いても抵抗なく通っている。
心配だったハンダもなんなく完了。
ガソリンはこない場所なのでエポキシ接着剤で密閉を確保して終了。


土曜日、キャブを取り付け、リアブレーキのエアを抜き・・・
エンジンをかける。
〔ぶぃ~ん〕
いつものサンダルじゃなく、今日はちゃんと靴を履いている。
ヘルメットをかぶり、グローブをつけて『さて、どこ行こう』
とにかくある程度の試走距離を走らなければ、調子はわからない。
いつもの漁港に南下し、約10kmの直線農道で最高速チェック。
4000回転から元気になるエンジンが吼える。
〔バー、ビーン、パァーン(そりゃ120km/hだ!)〕
ブレーキ前後とも満足に効くようだ。
前に車が走っていると、知らないうちに回転数が落ちトコトコ走りになるが、そこから加速に移るととってもノロい。
〔ン、モモモオm〕
それが、ある回転数を境に気が狂ったような加速に変わる。
〔モモ・ビ・パーーーン〕
5、6速なんかで走ったら、回転数落としたら再加速は50原チャリ以下だ。
幹線道路50キロなんかじゃ4速しか使えない。
『こりゃゆっくり走るのは難しいな』

職場にバイクで行くのも目前だ。
(梅雨だけど(~_~;))


【おまけ】
土曜の夜にスーパーで2kg198円の梅を見つけた。
『こりゃ、梅酒を漬けろってことだろな』

〔買ったもの〕
梅(中粒)2kg、 氷砂糖1kg、 ホワイトリカー1.8L

まずは、水洗い。
ヘタをとる。(ゴミがたまってそうだから、私のこだわり)

水気を拭き取る。(アルコールが薄まりそうだから、私のこだわり)


きれいな梅と、ちょっと傷が付いた梅を別々に漬け込む。
(私のこだわり・・・痛んだほうはどこかにあげよう)

夏が終わる頃は飲めるようになるだろう。

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