酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

保険屋の策略

2006-06-27 21:59:07 | 怒っちゃうぞ系
私の事故が人身事故となった。
事故次の日、相手のJA共済の人身事故担当者から連絡があった。
「体の具合どうですか?」
『そりゃあちこち筋肉痛のような・・・首も少し痛い』
「病院に行ってくださいね」
『でも、相手の人は真摯な方だったので物損で済ませたいので・・・』
「1回や2回の検査や通院なら人身じゃなくても大丈夫ですよ」
職場のみんなも病院に行ったほうがいいというのでレントゲンだけでもと職場近所のつまらん整形外科に行った。
骨には異常なく、つまらん電気治療(低周波でお腹をビクビクさせるダイエットまがいの機械の親分のような物)をした。何も良くならず気持ち悪いくらいだ。

1週間後、また人身担当者から連絡があった。職場に来るという。
「病院の支払いがありますので印鑑ください」
『はいはい。どうぞ』
「その後どうですか?」
『まだ首は痛いですね。仕事に支障はないのですが』
「病院に診断書を頼んでますので警察に持って行ってください」
『診断書が要るのですか?』
「自分で持っていかないといけないことになってますのでお願いします」

言われたとおり病院から診断書を取り、警察へ・・・
「全治2週間ですか。人身ですね」
『はぁ?物損でしょ?人身にするつもりはありません』
「診断書が出た以上、傷害事故ですので再現場検証します」
『物損でいいです。大したことありませんので』
「診断書を見た以上相手を処罰する方向で動きます」
『じゃぁ診断書返してください^^;』
頑として警察官は聞き入れなかった。あーぁ。

考えるに、確かに事故当初の検査等は物損でも保険で下りるらしい。
しかし、そのお金は任意保険(つまりJA)から出さなくてはならないのだ。
人身事故にしてしまえば自賠責保険(自賠責機構)から出されるので、JAは痛くも痒くもないということなのである。
つまり、自分とこから出すより人身にしてしまえば懐も痛まないという寸法である。
過失100%の加害者側にはおそらく「最低12万円の罰金」および「免停」が想像される。(もちろん罰則は望まないし、なんとか不問にしてくれるよう頼むつもりだがどうなるのやら)
JA共済は加入者の被害を守るより、自分がセコイ金額を出さないことの方が大事のようだ。
そんな保険屋の口車に乗ってしまった自分が情けない。

【保険屋ふぜいにコケにされてたまるか。物損じゃタダじゃおかない】

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