酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

ハウステンボスで釣り

2011-05-16 23:47:56 | のほほん日記系
仕事が面白くない。
面白くないどころか、辛いものがある。

土曜日、大村市へ出張があった。
ある研究会の全国大会だ。
内容はどうでもいいのだが、大村市で18:30まで。
『ちょうどいいから、甥っ子を釣りに連れてってやろう』

妹夫婦の家はハウステンボスである。
まさかハウステンボスの中ではないが、窓からドムトールンの
時計で「あ、9時だ」とわかるし、コンサートも聞こえる。
今はワンピースの船が帰港するのがいい感じである。

日曜日に6時から甥っ子と釣りである。
歩いていける、ホテル全日空の横の川みたいなところで
(実は大村湾と佐世保湾をつなぐ水路なのだが)
『ここで十分釣れそう』

妹は何度か甥っ子とチャレンジしたそうだが何も釣れないらしい。
「目の大きい赤い魚が泳いでいるけど・・・」
そりゃメバルだろう。
期待満々で甥っ子と釣りはじめる。
しかし・・・流れがありウキ釣りはやりにくい。
投げ釣りでしばらく放置したが、ピクリともせず。

『釣れん、コラソンホテルの下へ行こう』
車で10分、パールライン100円也。
でも甥っ子の手前、ボウズではかっこ悪い。
わざわざきて「おじちゃんも釣れなかったね」ってどうよ。

最初はメバルかアジでも釣ろうとウキ釣りさせていたが
やはりピクリともしない。
『マズイ・・・ベラでもフグでも何でもいいや』
オモリを重くして、ウキが沈むのは無視。
『すぐ下にポチャンと落として、地面についたら少し巻いて竿を置いとく』
まさに防波堤釣りの底物ねらいである。
『竿の先を見ててね。ビビッとなったら魚がかかったから巻いてね』
「おじちゃん、ビビッてなってるよ」
『・・・うぉ!巻いて巻いて!』
セット2000円の竿が驚くほど曲がる。
「ん~、巻けんよ。重たい」
『やったーーー』
かくして、初めて大物アラカブを釣り上げた甥っ子。
周りの黒釣りプロ達(全く釣れてない)は、こちらの大騒ぎに注目していたが、
子供が釣り上げた魚にちょっと羨ましげだった。

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