酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

【ばいく工房よよよ^^;】 DT125R やっぱ原因はCDIだったみたい

2017-08-26 15:18:33 | 技術系

【先週までのお話^^;】
1991年物DT125R(3FW6)は腰上オーバーホールという「お前はバイク屋か」状態に突入。
無事ピストンリング交換により心拍を取り戻したかに見えた。
しかし、ウッドラフキー破壊という、ある意味まれにみる事態を経験した「工房よよよ」
あわや電気系統崩壊の危機に陥ったのだった。

1週間の間に突然のゲリラ豪雨も数回経験し、なすすべもなかったDT125R
木曜日にやっとYAMAHA純正の「ウッドラフキー」と「CDI」が届いた。
早速、開放されたジェネレータ部分の組み立てを再開。

滑っていたスタータギア(セルクラッチ)を取り付ける。
もちろんクラッチ面となる段差部分とクランクシャフトは「鬼のように」パーツクリーナで徹底的に油脂分を除去。
インパクトで緩めたネジも新品に交換した。
サービスマニュアルには指定されていないので、ネジロック剤は使わず。

ウッドラフキーがちゃんと組まれているか、シャフトのテーパー面が密着しているかが今回のキモである。
なので、まずはキーをつけないでどこまでナットを締め込めるか位置を確認しておく。
『なるほど、ここまで入れば確実にフライホイールが浮いてないってことになるのか(^^)v』
ってことで、ウッドラフキーを噛ませてナットをこの位置まで締め込んでいく。
途中、少し緩めてガタを出してもフライホイールを回せばシャフトがガッチリついてくることを確認しないといけない。
なぜなら、強力なマグネットでキーがいつの間にかホイールの裏側にくっつくのがしばしば。
その場合も気づかなければナットを奥まで締め込めるが、位置決めのキーは存在していないことになるのだ。

よく他のサイトに「ウッドラフキーがはまっているか確認しよう」なんて書いてあるが・・・
LEDライト使おうが、レーザーポインタ使おうが、スマホのカメラで拡大撮影しようが・・・
『全く見えんしー ( `ー´)ノ』
気休めに針金突っ込んで探ってみたが・・・よくわからん"(-""-)"
まぁ、こういうときは自分の技術を信用すべし(*^^)v

懸案のフライホイールを組み上げ、ジェネレータカバーを閉じると
『お(^^♪ なんかエンジンかかりそうな気がする(^_-)-☆』

タンクつけてガソリン入れて・・・セル、セル、キック!キック!キーック!

エンジンかからない・・・

プラグ外してみるも、火花が飛んでない。
『なんてこと!フライホイール外れてもヨワッチィ火花でてたじゃんかー(T_T)』

『みんな、総力戦よ!』 byミサト
こうなったら、せっかく買ったブランド物の新品CDIに交換するしかない。
だって、電装系でチェックできていないのはこれしかないのである。

ぶびびぃーん!
なんと、軽々一発でエンジン始動。
アイドリングもくそ安定してる。
アクセルあおっても平気で6000回転までついてくる。
(一応腰上オーバーホール直後だからしばらくは6000回転までね(^_-)-☆)
プラグの火花もペチペチペチと雷のように電極のあちこちに飛びまくる。

『なんだぁ、結局は元々CDIが寿命だったのかもね』
どうせ、高くてもCDIを買うのは運命だったようだ。
ピストン周辺に2stオイル塗りまくっているから、住宅街にスモッグ警報発令中(ーー;)
それに、焼き付き防止の保険としてガソリンにも混合しているから・・・
しばらくは煙幕張りながら走らんといかんデス。

ちゃんちゃん( ˘ω˘ )