酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

GW前半戦 その2

2013-04-28 20:33:11 | のほほん日記系
さて、2日間でブレーキとチェーンとサビ止めを行った。
あとは、エンジン起動できれば復活のメドが立つのだ。

〔3日目〕
5年前にオーバーホールした時、ガソリンタンクの燃料コックからガソリンが漏れていた。
よって、燃料コックは純正部品に全交換の予定。
連日、ホームセンターに朝一で買出し。
ナメたネジはできるだけヘックスネジに交換。
しかし、タンクのネジはピッチが合わないので、緊急避難的にナメまくりのネジを再利用。
新品のガソリンコックを取り付け、ガソリンを入れる。
ネジ切りそうで強く締めきれないため、液体パッキンを塗っておいたがタンクとコックの間からはガソリンがにじんでくる。
まぁ、ダダモレじゃないから今のところは放置。

さてさて・・・『かかれ、かかれ、かかれよ~』
車からブースターケーブルでバッテリー(既に死亡)に繋ぎ、セルボタンを押す。
〔きゅるるる!きゅるるるる!〕
メーターもライトも点灯し、セルモーターも回るし、心配していた排気デバイス「YPVS」もウイィ~ンと動いたのに、エンジンはかからない・・・・
らっき~
エンジンかからないのにか?
実はセルモータやサーボモータが死んでると、各5万円以上の出費なので、その時点で復活はあきらめることになるのだ。
後、ウォーターポンプやオイルポンプの不調も問題だが、これはバイク屋に出して分解清掃で何とかなるハズ。
残念ながら、左ウインカーリレーが動作していない様子だが、セルやYPVSに比べればどうでもいい。
とにかく、金がかかる場所は生きていた!

しばし休憩。
セルモータも、YPVSサーボモータも生きている。
しかし、エンジンがかからないとは・・・
『忘れてた』
タンクが空だったから、当然キャブレターも空になってるだろう。
そんな時は、ドレーン抜いて、ガソリンをキャブに溜めてやることが一発起動のコツだったな。
で、再度セルボタン!
〔きゅるる、ブボッ、ブ、ブ、パンパンパン、ブィーン〕
『おー、エンジン起動!』
もちろんキャブの調整をしていないから、アクセルひねりながらじゃないとストールするが。
しばらくアクセルをあおって8000回転まで回ることを確認し、その後は車に頼らなくてもキックで簡単にかかるようになった。
〔マフラーから白煙がもうもう、周囲はパーンという騒音で超うるさかったが〕
『オイルポンプが動いているかわからないから、焼きつく前にやめとこ』

これが、キック単体でエンジンがかかったアイドリング状態。
いらんことアイドルスクリューをいじったから2度とかからなくなったが。
まぁ、何回も問題なくかかったので、調整しだいでどうにでもなるだろう。

次は、昨日の懸案事項「フロントブレーキ」だ。
どうも、マスターシリンダーがワンウエィでなく、オイルが往復しているようだ。
本来なら徐々に油圧がかかり、ブレーキレバーに抵抗があるはずなのに、いくらプコプコしても全くノレンニウデオシ。
これじゃ、K境センターのA井さん状態。(さらりと流してね(^_^;))
キャリパ分解でピストンブーツは破れてちぎって捨てたが、オイルシールは生きてるはず。
よって、マスターピストンが劣化している可能性が高い。

最悪壊してもアッセンブリー交換で1万円弱なので、ダメもとで分解。
Cリングは専用工具が必要なのだが、壊す覚悟があれば気合でキリとラジペンで取り外す。

ピストンを抜いてみると、水垢みたいなこびり付きがオイルの通路を邪魔しているようだ。
ゴムシールは弾力があり、大丈夫かダメなのか判断が付かない。
オイル通路をドライバーでゴリゴリ削り、元のように組みなおす。
自作、ブレーキオイル交換器を使ってエア抜きすると・・・
『おー、圧がよみがえった』
ブレーキは最終の安全装備なのでイマイチ不安がよぎるが、これで前後ブレーキは復活した。

後、水冷クーラントも交換用に買ってきたが、エンジンもかかるようになったし、オイルも交換したいので、チェーンクリップやらを注文して実際に動くようになってから交換することにしよう。

外装のシュラウドとカウルを取り付け、久々のDT125Rの勇姿に戻った。
細々した部品が届いたら自分ですることはおしまい。
あとはバイク屋に持っていき、タイヤ交換と液モノを交換して完成する。