酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

晴れた休日の陰気な料理教室

2013-02-11 19:16:21 | のほほん日記系
晴れー! まだまだ休日は続く。
今日は家族全員、朝からお出かけらしい。
残された私は、ごろごろ映画を見ながら・・・
『チャーシュー作ってみるか』
イミフ(意味不明)な展開である。
しかし、この無駄な休日、思い立ったら行動しないと本当に無駄にすごしてしまう。
ということで近所のスーパーへ。
豚バラ肉のカタマリを探しにきたのだが、ビミョーに高い。
168円/100g、手ごろな大きさだと1200円以上する。
『うーん、ビミョ。脂が多いしなぁ』
バラブロックのパックをあれこれひっくり返しながら、横の肩ロースに目が行く。
『ロースもいい感じで刺しが入ってるなぁ』
ロースにしようか、バラにしようか散々迷った挙句・・・
「タイムセールだよ!トンカツ厚切りロースが1枚100円!」
『およ?ロース?100円?やっぱ安くなくっちゃね』
かごに入れたバラブロックを元に戻し、思わずトンカツ用の厚切り肉(それもメキシコ産だぜよ)を10枚買って帰ったのだった。

何考えてんだ?目的はチャーシューのはず。
あきれる心の声に『まっかせっなさーい!』
バラ肉でなくて、ロースそれもブロックでなくトンカツ用。
さてさて、どうなりますやら。

〔作り方〕
まず、トンカツ肉を5枚タコ糸で縛り、なんちゃってブロック肉にしる!
次に、これはブロック肉なんだと言い聞かせながら、強火のフライパンで焼く!
(脂身側を先に焼くと、肉の脂でいい感じになります)
外側が茶色く焼けたらおしまい。

鍋に、冷蔵庫の奥で干からびたような、ねぎの青葉、しょうがを放り込み、水を入れて沸騰させる。

その後、焼いたなんちゃってブロックを静かに入れて、ポコポコ煮る。
この時、最初は強火で数分ボコボコすると、アクが取りやすいが、肉の中へ火を通すのは沸騰するかしない程度の弱火でよろぴく。
1時間程度煮込んでいる間に、別の鍋で漬けダレを作ります。
しょうゆ200ml:みりん100ml:酒100ml:砂糖おおさじ3くらい
鍋で2,3分沸騰させ、アルコール分を飛ばし冷ましてしておく。

ジップロックに漬けダレを入れ、鍋からあげたアツアツのブロックを入れたら、なるべく空気が入らないように工夫して放冷する。
冷めたら冷蔵庫で数時間でチャーシュー完成。

豚肉を煮た鍋の煮汁は、クッキングペーパーでねぎやしょうがを濾し、カレーのベーススープになりました。
ちなみに、残り5枚のトンカツ肉はカレーに贅沢に使われましたとさ。
贅沢な豚スープを使ったカレーは、牛スジ肉のフォンを使うより臭みがなくウマかったですね。
チャーシューは後日味見。