
こんな私の話が聞きたいという会社もあるようで。
年1回、つまらない話をしに行くことにしている。
今年はいつもと違って、同級生が聞きに来たいという。
なんてモノ好きな、来る者は拒まずだ。
・・・と言いながら、やはりちょっと肩に力が入りすぎ。
知り合いにいいとこ見せたいという気持ちもあってか、不本意な講義内容だった。

で、夜は飲み会の予定。
ゆっくりできるようにホテルを予約しようとしたが、3日前にはネット上のどこも満室。
『博多でホテルが取れないなんて、そんなバナナ

つまらんダジャレをかましながら、当日なら空いてるだろうとタカをくくって出てきたのだった。

頼みの娘の部屋も、月曜に試験があるらしく父親としては飲んだくれて行く訳にもいかない。
結局、最終電車で帰らなければ、この寒空に野宿だ。
この歳ではそんな若い頃のようなことはムリムリ。

そんなこんなで楽しい飲み会を過ごし、イルミネーションの輝く博多駅へ。

空には輝く星が「ぶらさがってる」
イルミネーションにはカップルが影を作り、博多の夜は人が多かった。
月曜日になって知ったのだが、ホテルが取れなかった理由。
「日曜日は福岡国際マラソンを見に行ってました」

よく調べもしないで、ホテルがないはずナイなんて余裕かましてた私って・・・

それでもクリスマスシーズンが近い街は煌びやかに輝いていた。

Silent night,Holy night
きっと君は来ない 一人きりのクリスマス・イヴ
Silent night,Holy night
心深く秘めた思い 叶えられそうもない
必ず今夜なら 言えそうな気がした
Silent night,Holy night
まだ消え残る 君への想い
夜へと降り続く
街角にはクリスマス・ツリー
銀色のきらめき
Silent night,Holy night
雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう
Silent night,Holy night
きっと君は来ない 一人きりのクリスマス・イヴ
Silent night,Holy night