酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

換気扇の交換が大仕事

2011-11-23 12:56:00 | のほほん日記系
家の換気扇が調子悪い。
というか、もう1年近く。
軸受のベアリングが悪いのだろう。
「ギャー、キュルルルー」
油を注せばまた数日は静かになる。
こんなんでダマシダマシ使ってたのだが。
ある日吸い込みが悪いことに気付いた。
『あ゛ー、シャッターが閉じっぱなし』
電磁シャッターが油で固まったようだ。
換気扇を枠ごと外してゴシゴシ洗ったが治らない。
『こりゃ、プランジャーが故障しとる』
何のことはない、シャッターを開閉する電気部品が動かないのである。
・・・『いいや、シャッターはガムテープで固定(*^_^*)』
そんなんでいいのか、・・・んな訳がない。
風が強いとバタバタいうし、虫も入ってくる。

仕方ない。交換しよう。
換気扇の交換は簡単である。
取り付け木枠が規格となっているので、羽の直径さえ確認すればきれいに収まるようにできている。
ウチのは標準的な25cm、枠は30cmスクエアだ。
注意点は、レンジフード内に付ける物は金属製でないといけない。
消防法とからしいけど、確かにプラスチック製では熱で変形するかもしれない。
プラ製なら安くて3000円から、金属製は約1万円なのだ。
アマゾンで注文すれば1日で届いた。早ーっ。
早速ダンボールから取り出すと・・・
『こりゃ、コンセントプラグだ』
今の換気扇はレンジフードにスイッチが付いている。
つまり、コンセントから直接延長コードで持ってくることはありえない。
さらに、レンジフードから換気扇につながるコネクタは3ピンなのである。

こりゃ困った。
換気扇メーカーの回路図を見てもよくわからん。
とりあえず古い換気扇をはずして考えよう。

電気関係のケースを開けてみたが、モーターにまで3本行っている。
仕方がないので、コネクタ部分をぶっちぎり、メスコンセントにつなぐことにした。
『まぁ、基本は赤がプラスで黒がマイナス』
交流100Vにプラスもないもんだが、実はコンセントにはアース側が決まっているのだ。
差込口が長いほうがアース側。
そのとおりに接続して、換気扇につなぐ。

「ユルユルユル・・・」
あーーーー???
回るには回るが、電磁シャッターも開かないし、息で「フーッ」としたくらいにしか回らない。
『なんじゃこりゃ』
配線のアサインを間違えてる?
実は、赤はプラス黒はマイナスの常識にとらわれていてハマったのだった。
レンジフードのスイッチ回路を見なければわからん。
結局、レンジフードごと取り外し、スイッチ部を見るためにネジをはずす羽目になった。
『なんと大掛かりな・・・』
赤線はプラス→実は制御線(ウチのには付いてないがファンの強弱の切り替え信号線)
青色?→これこそが電源線だったのである。
黒はもちろん電源アース線だった。

ここにたどり着くまでの残骸たち。
こんな感じで、メスコンセントをかませて接続OK。

無事、換気扇の下でタバコが吸える様になった。。。とさ。