酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

新型インフルエンザ フェーズ4

2009-04-29 09:46:38 | ことば系
【新型インフルエンザ】
インフルエンザウイルスは、動物の種を越えて感染を起こすことがあり、通常は単発事例で終わる。
ところが、別動物のインフルウイルスの変異により、偶然にも同じ動物間での感染力を獲得すると、過去に免疫が経験していないウイルスとなる。
誰も経験がないため非常に感染しやすく、世界中に広がる恐れのあるウイルスの出現を新型インフルエンザと呼ぶ。
ここで間違えないで欲しい。
新型インフルエンザはあくまでもインフルエンザウイルスなのだ。
病気とウイルス自体の生命力(って?^^;)は全く別だ。
ウイルスの防御方法は普通のインフルエンザと同じ。
長時間閉鎖空間でなければ、5m離れてかなり安全。
10mならほぼ大丈夫。屋外ならなおOK。
患者本人にマスクさせれば、近づいても大丈夫。換気をこまめに。
看病は、私ならマスクで十分。できれば白衣、ゴーグル、手袋なら完璧。
とにかく患者に接した直後に手を洗い、上っ張りを着替えること。
ウイルス自体は日に当てれば数時間、放置しても1日で死滅する。
80度加熱で数分、アルコールなら瞬時。普通の消毒で大丈夫だ。
洗濯も普通にOK。
とにかく「セキを浴びない」「空気を入れ替える」「人ごみに近づかない」
発熱し、咳があれば迷わず病院。タミフルは時間との勝負になる。
酷くなければ、十分な栄養と休養で家で治すのもありかも。

目の前のH5N1鳥フルを見てたら、横からブタフルに撥ねられた感。
私の第1声『豚でよかった。今回は本当に流行るかもですよ』
なぜなら、豚はヒトモデルとされるくらいヒトに類似している。
『豚が死なないのならヒトは死なない!(根拠無し)』

【フェーズ4】
新型インフルエンザの大流行(パンデミック)段階の第4相。
小規模集団での感染が散発している。まだ海外発生だけの場合、日本では4Aと呼ぶ。
心配はいらない。日本にもすぐにやってくる。
安心して食料やマスクやティッシュを少し買い足しておこう。


臆病な者は、手に負えない悪い事態になると「きっと大丈夫さ」と考えるらしい。
困難を乗り越えていけるものは、「こわいこわい」と思いながら先に進むらしい。

「また大丈夫やろうもん?」
『今度はホントかもですよ』→次の朝フェーズ4となった。
『ホラホラ~』
「弱毒性ってやん?」
『豚ですからねぇ。でもスペイン風邪も弱毒ですよ』
新型インフルは強毒性だから怖いのではない。
弱毒性でもかかる人数が半端じゃないから、一時期に動けなくなる人が発生し、社会が回らなくなる可能性が怖いのである。

「豚フルが終わると鳥フル対策で本気になるやろねぇ」
『私は今回全世界流行すれば次の新型はないと思ってますけど』
「H5N1はまだあるとやろ?元々その対策だったろ?」
どうも自然界って、ある勢力がはびこれば他のは引っ込むような気がします。
新フルも過去30年程度の周期で繰り返されましたが、当然その時も新型予備軍があったはずです。
でもすぐに発生していない・・・
『自然界のオキテで、勢力に負けるとおとなしくなる(根拠無し^^;)ハズ』
「ほんとねぇ?」
『根拠無し、ただのカン!』
まぁ、実際は結果見ないとわからないのだが。

【ちなみにうちではリレンザ、タミフルと食料は確保しています】