酒のさかな

平凡な笑市民が日ごろの暮らしの中で出会ったこと
【縦横無尽探険隊別館】

テロリストの危機管理

2008-06-13 01:01:55 | のほほん日記系
念のため全数検査は理解できる。でも全数検査が不可能ならばリスク分析が必要だ!

このところ、仕事に掠る事件が相次いでいる。
その1 糖尿病検査用の穿刺器の使いまわし。
問題になったのは「同じ針でのまわし打ち」だった。
それがいつの間にか「複数使用禁止の不適正使用」だ。
問題の事件は看過できない。感染症の危険そのものだからだ。
しかし、その後の問題点は・・・
「危険性がない・・・わけではない」^^;
バカな!最初の事件は問題だが、それと今問題にしていることのリスクは天文学的に違うはずなのに同じ土俵で議論するな!
とでも言っておこう。
どうせ担当は事務屋しかいない。リスクは否定できないが、あんた交通事故にはあわんのか。日常の危険性に隠れる程度のリスクを議論しても無駄だろうに。
で、そのリスクはバカの一つ覚えみたいに今流行の肝炎ですか・・・はぁ?!

その2 点滴で死亡した事件。
アホなドクターの加入するメーリングリストからの配信があった。(らしい^^;)
ある病院で点滴で複数人の被害者が発生し、そのうち死亡者が出た事件について。
「使用された薬は天然痘のワクチンを原料にしたもので、天然痘の再来。またはバイオテロを想定しなくてよいのでしょうか? P2,P3の施設で取り扱うべき事件だと思うのですが・・」
アホ!ワクチン株なら弱毒性だろが!
医薬品が原因なら被害者がその病院に偏るのはおかしくないか?
メジャーで広汎に使われる昔からの薬だぞ。
一見、敏感な感性がありそうな発言だが、傍から見るとアホな医者そのものである。(はっきり言って全国に「私はアホです」と言ってるようなもんだ)
TPP(Time,Person,Place)疫学の基本を知っていれば恥ずかしくて口にできないはずである。
情報不足な初期情報だけでも完全否定できるようなことは、誰か諭してやれよ。

薬系が最初に考えたことは微量で反応するパイロジェンだ。
それも医薬品そのものではなく、その場所オリジナルの汚染。
1日経過後の情報でもその可能性は否定どころか補強された。
敗血症は結果論。白血球の減少は支持する材料である。
賭けてもいい。(1,000円ね^^;弱気)
ほぼエンドトキシン原因のショックであろうと思う。
(一部修正:酔っ払って書いて、失敗^^; 時間的にウイルスでは無理と思うので、削除しました)