午前中は「不動産のトーカイ」さん。午後からは八女方面へ。「江田建設」さんと「星香園」さんを訪問。星野村はもうすぐ新茶の季節だな。今年の出来はどうだろうか?収穫前に霜が下りるとアウトだ。星野村全体がハラハラドキドキする時期。どうか霜がおりませんように・・・。
移動中、車の中は暑かった。湿度も高いから多分明日は雨だな。車洗うのはやめとこう。これから暑くなるが体力維持に気を配らないと。ワシももう若くないことを自覚せねば。
「ハート・ロッカー」を見た。非常に良かった。「アバター」とオスカーを競って、蓋を開けると「ハート・ロッカー」の圧勝だったのが意外な結果のように報道されていたが、ワシに言わせれば「アバター」など「ハート・ロッカー」の敵ではない。映画としての価値というか、存在意義というか、そういう深いところまで考慮に入れれば「ハート・ロッカー」がいいに決まってる。「アバター」はエンターテイメントだ。客が入る映画はすごい映画という見方はいい加減やめようではないか。
夜はひたすらデスクワーク。そして執筆。あぁ誰か1週間を1日増やしてくれ。
「霜」
桜散り 霜とたたかふ 星野村
蔵
夕方、「ギャルソン」さんで髪を切ってもらってる時に携帯にメールが。誰かと思えばハニーさん。「今、ワカガシーラに髪切ってもらってるでしょ?」げな。さては店先に止めたリカちゃんでばれたかいな?いやー、ビックリした。
ワカガシーラ坂本さんのもとで修行中のヒラハータあかりさんは、現在彼氏募集中だそうな。「めっちゃかっこいーけどおもろない人と、めっちゃおもろいけど見た目ぱっとしない人ならどっちがいい?」と訊くと、おもろい人のほうがいいそうな。世の男性よ、見た目に気を使うより笑いをとれる術を身につけるべし!
あ、ちなみにワカガシーラは、”また”ふられたそうな。こちらも募集中。
「散髪」
切った髪 惜しいとおもふ 四十路かな
蔵
夜、ようやく姫が帰って来た。空港まで迎えに行った。はぁやっとこれで家事から解放される。つかの間の独身生活でのびのびできるかと思いきや、細々とした家事に追いまくられて一日があっという間に過ぎていった。姫は毎日これをやってんだなと思うと頭が下がる。
明日から通常の生活に戻る。この安心感は何なんだ?
「家事」
今ぞ知る 世の奥様の 偉大さよ
蔵
「当世源氏物語」(谷崎潤一郎訳 源氏物語風)
位階
「住まいのイシダ」様にお伺いした時のことでございます。女官のF井が大層不満げな面持ちにて申しました。
「最近、源氏物語がご無沙汰ではござりませぬか?」
わたくしは仕事の手を休めぬまま、「ネタがないからにござります」とおこたへしました。
「ではわたくしがネタをさしあげませう。先日これこれこのやうなことがございまして、たいへんおもしろうございました。ほほほほ・・・・・・おや、どうなさいました?」
F井の話にはわたくしも店長の后様も無反応でございました。后様は「あなすべりしことよ」とまで申されました。F井は、
「わたくしの家族の間ではうけたのでございまする」
と言い訳しておりました。F井は続けて申しました。
「あの、わたくしえしぇ蔵様に申上げたきことがございます」
「はて、いかなることで?」
「源氏物語に登場する方は皆様、なになにの宮ですとか、少納言ですとか、右大臣ですとか、何らかの位がございますが、なにゆえわたくしだけ女官なのでございましょう」
横で店長の后様がたいそうお笑いになりました。
「女官と言えば女中も同じでござりまする」とわたくしは全くフォローにならぬ言葉が出てしまいました。
「あまりにひどうございまする。これで新しく入られましたFうみ様が女官でなければわたくし納得がいきませぬ」
ものがたり おもしろきやう かくうへは
女官以外に ありえぬF井や
Fうみ様は中宮とお呼びするつもりでございましたが、とても言葉にできる状況ではございませんでした。
修理
「東部ハウジング」様にお伺いした時のことでございます。左中弁のO様のぱそこんが壊れ、修理して欲しいと依頼されましてございます。
「うぃんどうずが立ち上がりませぬ。なおりますでせうか?」
不安げなO様でございました。わたくしは、
「とにかくできるだけのことはしてみませう」
と修理を始めました。どうやらはーどでぃすくに損傷部分があり、起動しないやうにお見受けいたしました。
「はーどでぃすくが壊れたかどうか、どのやうにしてわかるものでせうか?」
「電源を入れたときに、かた!かた!という音がすると、もうしまえかけでございます」
わたくしとO様の話を横で聞いておられた右大臣のA貞様が、
「そういへば先日、左中弁殿の頭からかた!かた!という音がしておりました」
と言われ、皆様たいへんお笑いになりました。わたくしは、
「それならば左中弁殿の頭もふぉーまっとする必要がございます。すべての記憶が消えますので宅建ももう一度受けて頂かなければなりませぬ」
と追い討ちをかけておきました。太政大臣のN嶋様も
「すぐそこに家電無料引取りの空き地がございますのでそちらに持って行かれたほうがよろしいのでは?」
と申され、どなたもぱそこんを心配しているご様子はありませんでした。
起動せぬとき おもひ知る ぱそこんの
なき生活の 味気なさかな
ぱそこんは無事に治りましてございます。謝礼はみんなで「バルディルッソ」の食事とのことでございます。
「ネタ」
おもしろきひと おもしろきこと ありて
ありがたきかな ネタに困らず
蔵
位階
「住まいのイシダ」様にお伺いした時のことでございます。女官のF井が大層不満げな面持ちにて申しました。
「最近、源氏物語がご無沙汰ではござりませぬか?」
わたくしは仕事の手を休めぬまま、「ネタがないからにござります」とおこたへしました。
「ではわたくしがネタをさしあげませう。先日これこれこのやうなことがございまして、たいへんおもしろうございました。ほほほほ・・・・・・おや、どうなさいました?」
F井の話にはわたくしも店長の后様も無反応でございました。后様は「あなすべりしことよ」とまで申されました。F井は、
「わたくしの家族の間ではうけたのでございまする」
と言い訳しておりました。F井は続けて申しました。
「あの、わたくしえしぇ蔵様に申上げたきことがございます」
「はて、いかなることで?」
「源氏物語に登場する方は皆様、なになにの宮ですとか、少納言ですとか、右大臣ですとか、何らかの位がございますが、なにゆえわたくしだけ女官なのでございましょう」
横で店長の后様がたいそうお笑いになりました。
「女官と言えば女中も同じでござりまする」とわたくしは全くフォローにならぬ言葉が出てしまいました。
「あまりにひどうございまする。これで新しく入られましたFうみ様が女官でなければわたくし納得がいきませぬ」
ものがたり おもしろきやう かくうへは
女官以外に ありえぬF井や
Fうみ様は中宮とお呼びするつもりでございましたが、とても言葉にできる状況ではございませんでした。
修理
「東部ハウジング」様にお伺いした時のことでございます。左中弁のO様のぱそこんが壊れ、修理して欲しいと依頼されましてございます。
「うぃんどうずが立ち上がりませぬ。なおりますでせうか?」
不安げなO様でございました。わたくしは、
「とにかくできるだけのことはしてみませう」
と修理を始めました。どうやらはーどでぃすくに損傷部分があり、起動しないやうにお見受けいたしました。
「はーどでぃすくが壊れたかどうか、どのやうにしてわかるものでせうか?」
「電源を入れたときに、かた!かた!という音がすると、もうしまえかけでございます」
わたくしとO様の話を横で聞いておられた右大臣のA貞様が、
「そういへば先日、左中弁殿の頭からかた!かた!という音がしておりました」
と言われ、皆様たいへんお笑いになりました。わたくしは、
「それならば左中弁殿の頭もふぉーまっとする必要がございます。すべての記憶が消えますので宅建ももう一度受けて頂かなければなりませぬ」
と追い討ちをかけておきました。太政大臣のN嶋様も
「すぐそこに家電無料引取りの空き地がございますのでそちらに持って行かれたほうがよろしいのでは?」
と申され、どなたもぱそこんを心配しているご様子はありませんでした。
起動せぬとき おもひ知る ぱそこんの
なき生活の 味気なさかな
ぱそこんは無事に治りましてございます。謝礼はみんなで「バルディルッソ」の食事とのことでございます。
「ネタ」
おもしろきひと おもしろきこと ありて
ありがたきかな ネタに困らず
蔵
「中国鍼灸院」さんでの会話。
(えしぇ蔵は月曜の朝9時くらいに出没します・・・。)
ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を読了。え?あんた、「カラマーゾフの兄弟」を読んだことなしに書評のサイトなんかやってたわけ?と言われそうだが、恥ずかしながらそうなのだ。てんで海外文学には素人なのだ。だが思えば若い頃でなく、様々な作品を読みこなし、様々な人生体験を経てきた今になってこの作品に取り組んだのは正解だったのではないかと思う。このあまりに難解な作品を若い頃のワシが理解できたとはとうてい思えない。今だからこそわかるこの凄さ。それにしてもなんとも言葉に表現できない圧倒的な衝撃だった。世の中にこれより優れた小説はあるだろうか?姫も、ワシの小説の師匠のI本さんも、この作品が今までで一番だと言っていたが全く同感だ。世界最高の文学、人類史上最高の文学かもしれない。いやぁ凄かった。
「カラマーゾフの兄弟」
我ここに 「カラマーゾフ」を 読了し
筆持つ指に 力入らず
蔵
呉先生: | 「毎週、新しい患者さんが来るじゃない?」 |
ワシ: | 「はい」 |
呉先生: | 「その半分以上は、えしぇ蔵のホームページ見て来るよ」 |
ワシ: | 「ほんとですか?(笑)すごいすねー」 |
呉先生: | 「だいたい、20代から50代の女の人が多いネ」 |
ワシ: | 「へー」 |
呉先生: | 「みんな同じこと言うよ。『えしぇ蔵見たことある?』『ない』『えしぇ蔵の意味知ってる?』『知らない』」 |
ワシ: | 「はははは」 |
呉先生: | 「『えしぇ蔵ってどんな人?』ってよく訊かれるヨ。中にはすごいおじいちゃんと思ってる人もいるヨ」 |
ワシ: | 「文章が古臭いからかな?」 |
呉先生: | 「自分のこと”ワシ”て言うからヨ」 |
ワシ: | 「あ、なるほど(笑)」 |
(えしぇ蔵は月曜の朝9時くらいに出没します・・・。)
ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を読了。え?あんた、「カラマーゾフの兄弟」を読んだことなしに書評のサイトなんかやってたわけ?と言われそうだが、恥ずかしながらそうなのだ。てんで海外文学には素人なのだ。だが思えば若い頃でなく、様々な作品を読みこなし、様々な人生体験を経てきた今になってこの作品に取り組んだのは正解だったのではないかと思う。このあまりに難解な作品を若い頃のワシが理解できたとはとうてい思えない。今だからこそわかるこの凄さ。それにしてもなんとも言葉に表現できない圧倒的な衝撃だった。世の中にこれより優れた小説はあるだろうか?姫も、ワシの小説の師匠のI本さんも、この作品が今までで一番だと言っていたが全く同感だ。世界最高の文学、人類史上最高の文学かもしれない。いやぁ凄かった。
「カラマーゾフの兄弟」
我ここに 「カラマーゾフ」を 読了し
筆持つ指に 力入らず
蔵
留守番の時っていうのはのびのびできるかと思えば、細々とした家事で忙しくてとてもそんな暇はない。今日も早起きして朝飯食べながら弁当作り。そしてばたばたと仕事へ。返ったら適当におかず作ってそれをつまみに芋焼酎。風呂入ったら洗濯して、風呂の掃除して、なんやかんやでもう寝る時間。はや!全然ゆっくりしてないんですけど。
今頃ニューヨーク満喫してんだろうな。てーちゃんに迷惑かけてないといいけど・・・。
「ニューヨーク」
ニューヨーク 似合わぬおなご 約一名
蔵
今頃ニューヨーク満喫してんだろうな。てーちゃんに迷惑かけてないといいけど・・・。
「ニューヨーク」
ニューヨーク 似合わぬおなご 約一名
蔵
姫がいないとなぜこんなに熟睡できるのか?極めて爽やかな目覚めの後はせっせと弁当作り。姫が常備菜をいろいろと置いてるから作るといっても玉子焼きしたりウィンナー焼くぐらいであとはつめるだけ。弁当ってかなり食費をうかせるよな。うん。よくESEグルメやってるから外食費すごいでしょ?とか訊かれるけど、取材は紹介があったお店にピンポイントで行くし、車で移動するからあまり飲み会には行けないし、昼は姫の弁当だったりするから実はかなり外食費は少ない。
今日は新しいお客さんと打ち合わせ。またしてもまたしても不動産業界。もう全体の何割になったかいな?ワシもいづれ参戦したい業界だがそれにはまず宅建とらないとな。最近忙しくてあまり勉強できてない。いかんなぁ。
「静寂」
静かなり ひとりの家は 静かなり
蔵
今日は新しいお客さんと打ち合わせ。またしてもまたしても不動産業界。もう全体の何割になったかいな?ワシもいづれ参戦したい業界だがそれにはまず宅建とらないとな。最近忙しくてあまり勉強できてない。いかんなぁ。
「静寂」
静かなり ひとりの家は 静かなり
蔵
早朝に姫を空港へと送って行った。ニューヨークへと旅立つ姫。無事に帰って来ますように・・・。てーちゃんと楽しい時間が過ごせますように・・・。ニューヨークマラソンがんばれ~!
一方、ワシは普段通り仕事。雨が降ったりやんだり。散った桜が道に張り付いている。リカちゃんの赤いボディにも。満開の時期にすっきり晴れないし平日だったりするしで花見のタイミングを逃した人は多いだろうな。確か去年もそうだった。
思えば今日から新年度。早いとこ新しい環境に移りたいが自宅がなかなか売れない。困ったもんだ。誰か買ってくれんかいな。
「春の雨」
春の雨 生暖かくて 憂鬱で
蔵
一方、ワシは普段通り仕事。雨が降ったりやんだり。散った桜が道に張り付いている。リカちゃんの赤いボディにも。満開の時期にすっきり晴れないし平日だったりするしで花見のタイミングを逃した人は多いだろうな。確か去年もそうだった。
思えば今日から新年度。早いとこ新しい環境に移りたいが自宅がなかなか売れない。困ったもんだ。誰か買ってくれんかいな。
「春の雨」
春の雨 生暖かくて 憂鬱で
蔵