えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

広島の日

2008年08月06日 | えしぇ蔵的歴史探訪
勇ましいほどの青さをたたえた空は純白に光る雲を従えて今日一日の暑さを予告していた。まぶしくそして美しい朝だった。1945年8月6日もおそらくこんな朝だったろう。当時の朝の気温は26.7度、湿度80%、気圧1,018ヘクトパスカル。そして午前8時15分17秒、広島は地獄になった。高度約600メートルの上空で核爆発をおこしたリトルボーイは一瞬にして街を全滅させた。音速を超える風速440mの爆風で吹き飛ばされ、3000度から4000度という熱さで焼かれ、その年の12月までに14万人の魂が奪われた。どんな地獄絵図だろう?有史以来、人類にとって最も過酷な経験であったことは間違いない。63年前にワシらの先祖を襲った悲劇は、今を生きるワシらにとって戒めでもある。民は須らく知るべし。戦争は政治の延長かもしれないが、神はそのために人を作ったのではない。
 
今日は「新郷商会」さん、「
三開発」さんをまわった後は久留米へ。「尾道屋」さんと「TOTOリモデルクラブ 久留米店会」の世話役の「ウッズ」の森社長宅を訪問した。
森社長宅は3階建てで、3階にはウッドデッキがあってそこから筑後川花火大会の花火が見れるそうな。椅子に座ってビール飲みながら花火を見るなんてあこがれるなぁ。花火は見たいがあの人ごみがいやだからな。「ここからっさ、ちょうどあのへんにっさ、花火が上がるとっさ」だいぶ森社長のアクセントもつかんできた。
(森社長が撮った花火の動画がここで見れます → 
TOTOリモデルクラブ-ウッズのBlog )
 
「広島」
 
戒めは
十四万の
命かな
今生くるもの
忘るべからず
 
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はげ予備軍

2008年08月05日 | Weblog
ウイルホーム」さんに行くと、社長が何やらごそごそと不思議な物体の手入れをしていた。
 

 
その不思議な物体の正体は、魚釣りの時に仕掛けを置いておくものだそうな。裏側は磁石になっててそこには針をくっつけとくそうな。そしてよくわからない歯ブラシは、仕掛けを掃除するものらしい。釣りをする人なら知ってるらしい。へー。
上の写真を撮るために携帯のカメラを構えていたら社長がポーズを撮るので、よくわからないけどついでに撮ってきた。
 

 
午後は「
住まいのイシダ」さん、「東部ハウジング」さんとまわった。「東部ハウジング」さんではまた食べものの話になった。Oさんは今週紹介してる「雷蔵」のラーメンが大好きらしい。こってり系が好きなんやな。Oさんはラーメンが大好きで、一週間続いても平気らしい。九州中のラーメン全部食べてみたいと言ってた。すごかー。
 
夕方、「
ヘアーショップ ムーブ」さんへ。今日は髪を切ってもらった。ワカガシーラ坂本さんが急に外出することになったので今日は畏れ多くもボスに切ってもらった。
 
ワシ: 「お客さんの髪を見てて、『あぁこの人はげるなぁ』とかわかるもんですか?」
ボス: 「ん~まぁ前兆はありますね」
ワシ: 「どんな?」
ボス: 「上の髪と横の髪の髪質が違ってきたら危ないです」
ワシ: 「そうなんですか!?私はどうですか?」
ボス: 「え?しんぐさんですか?」
ワシ: 「はい」
ボス: 「あははは!」
ワシ: 「あははは!」
ボス: 「・・・・・・」
ワシ: 「・・・・・・」
ボス: 「・・・・・・」
ワシ: 「・・・・・・」
ボス: 「・・・・・・やばいかも
ワシ: 「マジですか!?(泣)」
 
育毛剤は毎日使わねば!
今日はボスに好きなように切ってもらったんでいつもとだいぶ感じが違う。帰って姫に見せたら「かっこいー」と言われた。(ボス!気に入ってもらえましたよ!)
 
「髪」
 
待てしばし
髪ある時代
名残惜し
 
コメント (2)
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年々歳々花相似

2008年08月04日 | Weblog
中国鍼灸院」の呉先生はエアコンを使わない。
 
ワシ: 「先生、エアコン使わないんですね」
呉先生: 「そう。リュウマチの患者さん多いから。冷房病になってしまう人いるネ」
ワシ: 「ふーん」
呉先生: 「エアコンを使うと人間の身体は閉じてしまうヨ。身体の中の悪いものが出ていかなくなるヨ」
ワシ: 「そうなんですか」
呉先生: 「人間は自然の中にいるのが一番いい状態ネ。身体の中の悪いものは自然の中に出て行くとすぐ死んでしまうヨ。人間の病気の原因の多くは人間が自分の生活の中で作ってるヨ」
ワシ: 「なるほど」
呉先生: 「暑い時は暑いまま。それが一番いい」
 
もうほんと、先生の言う通りにやってれば健康で長生きは間違いないわな。
 
呉先生: 「今日は司馬遷の話をするヨ。司馬遷知ってる?」
ワシ: 「はい。史記を書いた人ですね」
呉先生: 「そう。この人がそれまでの中国の歴史を書いたから、昔の中国のことがわかるヨ。その後に出て来た歴史家はみんな彼の記録を参考にしたヨ」
ワシ: 「はい」
呉先生: 「その頃の王様は漢武帝ネ。彼は自分にとって都合がいいように司馬遷に書かせようとしたヨ。でも司馬遷は言うこと聞かなかったネ」
ワシ: 「はい」
呉先生: 「漢武帝は怒ったヨ。『なんで言った通りに書かないか』司馬遷は答えたヨ。『私は事実を書くのが仕事です』漢武帝が『言うこと聞かないと殺すぞ』と言っても司馬遷は従わなかったヨ。そこで漢武帝は彼を殺そうとするネ。でも殺してしまうと他に書ける人がいないから困るヨ。だから殺さずに金玉を切っちゃったヨ」
ワシ: 「うぇ~」
呉先生: 「司馬遷はそれでも漢武帝の言うことを聞かなかったヨ。それで漢武帝も諦めたネ。そしてあまり悪いことしなくなったヨ。悪いことすると司馬遷に書かれるから(笑)」
ワシ: 「あはははは!」
呉先生: 「これはえしぇ蔵日記と同じネ。みんな日記に書かれるから悪いことできないヨ。はははは!」
 
今日も先生に詩を頂いた。有名な「代悲白頭翁」という昔の詩をもとに先生が作られた。
 
「長相思・花」
 
呉 炳宇
 
南国花、
美如霞。
風吹花飛落誰家、
傾国傾城花。
 
美女家、
愛惜花。
花開花落涙双頬、
紅顔不如花。
 
南の国の花は
霞のごとく美しい
風が吹いて花は飛び誰の家に落ちるだろう
とても美しい花
 
ある家に美女がいた
花を愛惜していた
花が開いても泣き、花が落ちても泣き、双頬に涙を流した
いかに美しい女性も花にはかなわない
 
(訳:えしぇ蔵)
 
「代悲白頭翁」には有名なフレーズがある。
 
年々歳々花相似
歳々年々人不同
 
毎年毎年花は同じように咲くが、
毎年毎年人は歳をとって同じ顔ではない。
 
いいなぁ。漢詩の世界もいい。だんだんはまっていく自分を感じる。
 
本日は、「コスモ不動産」さん、「粕屋のお客さん」、「ブライダルミュージアム ビッビ」さんの3社。朝の雨のおかげで少しはすごしやすかった。
 
「ことわり」
 
天のした
地のことわりに
したがひて
夏暑きもの
冬寒きもの
 
コメント (2)
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お食事会

2008年08月03日 | Weblog
M島さんの「日本の城」カレンダーの製作は着々と進んでいる。写真だけでなくそれぞれの城の説明文も入れるそうで、かなり興味深いものになりそう。出来上がりが楽しみ。これまで「花」、「行事」、とカレンダーにして今回は「城」。さて次回は何になるのか?これまた楽しみ。
 
午後に予定がない日曜日とはいつぶりだろう?昼食後ゆっくりと読書・・・のつもりがやっぱりうとうと・・・でも今日は読書すると決めてたのでなんとか睡魔を誤魔化して読み耽った。
夜はまた韓国の若者たちが遊びに来てくれた。今日は5人。姫が腕をふるっていろんな韓国料理でもてなしたらみんなの喜びようは半端じゃなかった。そして今日も全員、ワシらが箸をとるまで食べ始めない。おぉなんと素晴らしい礼節の姿勢。そんな彼らが思わぬところで母国の味に出会い、「マシッソヨ、マシッソヨ」と夢中で食べている姿は実に微笑ましかった。とにかく若いから食べる食べる。あっという間になくなった。見ていて気持ちのいい食べっぷり。食後に姫が今までに韓国で撮った料理の写真を見せてあげたらみんな大喜び。やはり郷愁を誘うのだろう。神に仕えし純粋な魂が和気藹々と歓談し、韓国語と日本語が入り乱れて飛び交う。なんと平和な光景。竹島問題など知ったことではない。少なくともこの8畳の和室の中に国境はなかった。
 
「同じ釜の飯」
 
まつりごと
忘るる同じ
釜の飯
 
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知恵の輪

2008年08月02日 | Weblog
昨日、「太田自動車鈑金」さんに新しいリフトが入った。そして今日、オイル交換のためにリカちゃんが初めてそのリフトに載った。おぉなんと畏れ多い。でもまぁちゃんと動くかどうかの実験台になったと思えばいいか。
 
オアシス珈琲」さんで女性陣にパソコンの指導をした後、「ウイルホーム」さんへ。なんだか今日は鬼のように物件を登録してへとへとになった。その横でかちゃかちゃと知恵の輪をする社長。気になったので帰りにワシもかちゃかちゃやってみた。それを見たS田さんがまた一緒にかちゃかちゃ・・・男三人で何をやってんだか。(社長!もっと難しいの買って来てください。)
 
あぁ今日はちょっとスケジュールが楽だ。早く帰って本を読もうと急いで帰宅して本を開くもすぐ寝るし。ワシほっといたらどこでもいくらでも寝れそうな気がする。慢性的に寝不足なんかな。だいたいが隣のバカ犬が5時から吠えまくるのがいかんのだ。ゴルゴに頼んで狙撃してもらわねば。
 
「知恵の輪」
 
知恵の輪や
はずした術(すべ)を
忘れけり
 
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女将さん

2008年08月01日 | Weblog
午前中は「浮岳茶寮」さんへ撮影に。仕事のきちんとしてる女将さんなので撮影にも細かい配慮をされる。飾ってるうちわの絵柄一つにしても妥協はない。先日も勉強のために京都に行かれてた。人に勝る豊富な知識と経験を持ちながら、更に切磋琢磨し続ける姿勢が周囲の尊敬を集めることになるのだろう。和の真髄、浮岳茶寮に極まれりという日は近いな。
撮影の後に女将さんとスタッフの方と3人でお茶しながら話してるとすっかり時間を過ごしてしまって、昼飯を食う時間がなくなった。慌てて「
Rプランニング」さんへ。昨日を最期にenoちゃんが旅立って行ってしまった。あぁ、おもろいネタ・・・じゃない、おもろい人がいなくなってしまった。残念。でもこれからはきっと新人のポンちゃんがあの路線を引き継いでくれそうだから期待しておこう。
最期は「
ひろみ屋」さんで新商品の撮影。撮りながら思わずよだれが出そうになった。新商品の高菜明太子がうまそう・・・いい酒の肴になりそうだ。
 
「葉月」
 
つくばいの
水干上がりて
葉月かな
 
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