えしぇ蔵日記

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嬉野温泉の旅 その2

2019年12月28日 | Weblog

6時起床。まだ外は真っ暗だがすぐに「山の湯」へ。早朝というのにもう先客が2人いた。 最高の湯加減の露天風呂に浸かり、またなかなか出られない。

身体が温まった後は周囲の散策。歩いてるうちに徐々に夜が明けていった。 滝の前にはベンチがあって撮影スポットになっていた。
この宿はすっぽりと自然に包まれているので、そこにいるだけで癒される感じがする。



また空腹の極致になったところで朝食。 いろんな豆腐料理が楽しめるバイキング形式で、野菜も多いのでいつものようにたくさん食べても心地よい満腹感。これなら昼にはなくなりそうだ。

腹ごなしにまた散策して、姫だけまたお風呂へ。

10時過ぎに宿を出た。玄関で見送られた後、ワシらは駐車場でちょっとモタモタしていたにも関わらず、発車すると遠くにお辞儀している姿が見えてビックリ!そして見えなくなるまでずーっと手を振ってた。ちょっと心に残る感動。
そこで思った。能登の「加賀屋」もそうだったが、つまりは客に満足と感動を与えるのに豪華さや高級さが必ず必要というわけではないのだなと。工夫と気配りでいくらでも相手の心をあたためることはできるということをこの宿に学んだ。
施設も料理も風呂も接客も全て過度にならず自然体であること。そしてそれぞれにさりげない優しさが含まれていること。 ミシュラン四つ星を獲得したのはそこをしっかり評価されたからだと思う。
本当に心に残るいい宿だった。

その後は、嬉野市街に移動し、「佐嘉平川屋」で豆腐を買った。何度か嬉野には来てるのに豆腐が名物だったことを今回初めて知った。買った豆腐で湯豆腐をするのが楽しみ。



そして次の目的地「祐徳稲荷」へ。姫のリクエストで行くことになったが、考えてみたらワシもこれが3回目とはいえ、上の方まで登ったことがなかったので、いい機会ということで奥の院まで登ることにした。
祐徳稲荷もハイテク化して、今では車椅子でも社殿に上がれるようにエレベーターが設置されている。観光施設もバリアフリーになっていくのは大いに賛成だ。
階段と山道を登っていくのはなかなかの運動になったが、奥の院からの眺めは有明海まで一望できて最高だった。来た甲斐があった。









下りてから「寿し政」に移動してお昼を食べた。有名な肉うどんと海鮮丼。どちらもうまかった。ただ、客が多かった上に店のオペレーションがイマイチで店に入ってから料理が出るまで1時間以上待たされた。



お腹が膨らんだあと、「祐徳稲荷」の反対側にある山の中腹に四阿があるのを発見して、そこまで登ってみた。そしてそこから眺める「祐徳稲荷」はまた壮観だった。



最後の目的地は、「武雄市図書館」。武雄市があのTSUTAYAに管理を任せたという有名な図書館。
到着して中に入ってその規模にビックリ。建物の内装も素晴らしく、本に埋められた空間にしばし見とれてしまった。なるほどこれはスゴイなと。
借りる本だけでなく買える本もたくさんあった。迷路のように本棚が並んでいる光景にちょっとウキウキしてしまった。カフェの方も多くの人で賑わっていた。
隣の「武雄市こども図書館」の2階にあるカフェでパンケーキとコーヒーで休憩した。



そして帰路についた。

嬉野市、鹿島市、武雄市をツアーした今回の旅も終了。いい忘年会になった。

「おもてなし」

嬉野で 極意を見たり おもてなし

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