えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

茶懐石

2008年04月29日 | Weblog
今日は新宮町の「新宮浜クリーン作戦」の日。朝9時前に新宮浜に繰り出すといるわいるわ、すごい数の参加者。もともとあんまり汚れてないし、人がこんなにたくさんいるならゴミもあっという間になくなるかなと思ったら案の定、スタートしてもあまり拾うゴミがない。1時間ぐらいで終わったけどそれほどたくさん拾わなかった。こんなにきれいな砂浜があるのは町の誇りだ。天気が快晴で気持ちよかったけど新宮浜は広いから結構疲れた。
 
帰宅してから大急ぎで仕度して、高速乗って二丈町の「
浮岳茶寮」さんへ。今日は茶懐石初体験。茶懐石がどんなものか知って欲しいということで勉強会的に開かれたものだったのでワシら以外の人も初心者の人が多かった。
しかし茶懐石の世界がこんなに奥深いものとは知らなかった。なんと細かい作法!背筋がピンとする思いだった。好奇心と緊張のない交ぜの心境でチャレンジした。
 
 
つくばいで手を洗う作法から指導があった。それからもろもろの動作の指導が続いて、いよいよ料理が運ばれて来た。
向付・飯・汁 → 銚子・盃 → 煮物椀 → 飯次 → 焼物 → 飯次 → 銚子(お預け徳利) → 強肴 → 箸洗 → 八寸・銚子(徳利) → 湯 → 香の物 と進んでいく。それぞれに食べ方の作法が細かい。粛々と進められていく。最後にお菓子と主役の抹茶の登場。隣の人が経験者だったのでその動作をつぶさに観察して記憶し、いかにも経験者ふうに抹茶茶碗をまわしてずずっと。緊張のひとときだった。ワシの次は姫だったが、抹茶の粉がのどにからんでむせてた。ワシは他人のフリをした。
しかしこういう経験はなかなかできるものではないから非常にありがたかった。こういう企画を今後もされていくということなのでまた参加してみようと思う。
 
   
 
ちなみに席が隣だったのが柳生新陰流の居合いの師範代をされているという方で、奥様と参加されていた。刀に興味のあるワシは貴重なお話をいろいろと伺うことができた。一度練習を見に来て下さいと言われたので近いうちに見学に行ってみようかなと思う。
 

その後、ちょうどつつじが見頃ということでつつじ園に行った。まさに満開状態であまりの素晴らしさに感動してしまった。あらゆる色の絵の具で山肌を塗ったように様々な種類の鮮やかなつつじはまさに圧巻だった。お茶に続いてここでも感動をもらってワシと姫はすっかりご機嫌。
 

帰りに「おばちゃんの店」で夏みかんをゲット。おじさんが樹から今もいできたばかりというのを安くで売ってくれて姫は喜んでいた。その後、「なのみの里」、「伊都彩菜」と寄ってから帰宅。なんだか感動いっぱいの充実した一日だった。
 
「茶の作法」
 
浮岳や
見様見真似の
茶の作法
背筋に走る
くにの伝統
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ほのちゃん | トップ | 草能耐霜花猶美 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事