世の中3連休らしいがワシには関係ない。3日とも仕事。
今日の最後のお客さんは「星香園」さんだった。牛島さんが亡くなってから初めての訪問だ。まずは遺影に手を合わせてご挨拶をした。なんだか今にも奥から「どうもぉ~」と言いながら出てきそうなんだが・・・。
奥さんと後を継いだ長男さんが元気に仕事してあったので少しほっとした。まだ不慣れな部分もあるようだったので、最大限のサポートをさせてもらおうと思う。
人の死というのは不思議なものだ。牛島さんが亡くなっても社会は活動を停止しないし、時は流れ続ける。ワシが死んでも同じように世の中はそのまま時を刻んでいくのだ。
思えば人間の一生なんて、永遠に続く野球の試合で代打出場するようなものかもしれない。表に出るのはほんのわずかの時間だ。そこで空振りをする人もいれば、ヒットを打つ人もいるし、デッドボール、フォアボールの人もいるだろう。中にはホームランを打つ人もいるわけだ。だがチャンスは1度きりだ。それが終わればむ二度と出られない。自分に与えられたチャンスをいかに生かすかが問題だ。
牛島さんは日本茶を極めて、多くの人に紹介するという実績を残して出番を終えた。ワシは今死んでも何も実績が残らない。何かしっかり足跡を残したいのだが、気が焦るばかりだ。
「星野村」
静かなり あの日と同じ 星野村
蔵
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