毎年3月から4月ぐらいに実施してきた我が家の恒例行事「南九州登山と温泉の旅」を、北部九州や九州以外の山も楽しもうということで、今年から「春の登山と温泉の旅」に名称変更した。
ということで今年は阿蘇へ。 阿蘇五岳のうち、中岳、高岳、杵島岳、烏帽子岳の4つを2日で制覇しようという計画で、朝6時半に出発。
基山サービスエリアで朝食をとり、阿蘇山上駐車場に到着したのが9時半ぐらい。 今日はまず中岳と高岳をやっつけて、明日杵島岳と烏帽子岳を攻略するつもりだった。
いざ、中岳へ向けて出発。天気は悪くないが、風が台風なみに強い。会話もできないほどの猛烈な風。こりゃ無理かなと思ったが、他の登山者が1人で黙々と登って行くので、行けないことはないだろうと果敢にチャレンジした。
なんとか南岳まで到達し、次に中岳への稜線を歩き始めたが、両側が崖になった狭い稜線でそれまでで最強の風にやられて、姫がしゃがみこんでしまった。 ワシも久しぶりに山で恐怖を感じたので、これは戻るべきだと思い中岳・高岳は断念して、姫を守りつつ下山した。
まだまだ時間はたっぷりあるので、火口の見学をした後、草千里に移動。明日登る予定の杵島岳と烏帽子岳にチャレンジすることにした。
その前にまずは草千里で昼食。 お腹ができてから、まずは杵島岳へ。
この山は最初から頂上が見えるほどの低い山なのに、中腹から頂上まで続く階段が地獄。かなり足と心肺機能を鍛えられた。
頂上の眺望は素晴らしかった。これぞ阿蘇の醍醐味。
杵島岳を降りた後はすぐに反対側にある烏帽子岳へ。 ここは山らしい山で適度にきつく楽しかったが、頂上はガスって眺望ゼロ。
戻りはトレランして一気に下山。これがなかなか楽しかった。
その後は草千里のカフェで休憩してから今日の宿へ。 今回は、「ホテル夢しずく」。
早速風呂に入って疲れを流し、料理と地酒で空腹を満たした。もう最高。
このホテルは設備もきれいで接客もよく、風呂も食事も良かった。 登山の時の宿としては充分すぎるほど。 阿蘇の山々を攻める時の定宿にいいかもしれない。
ということで思わぬ波乱で大幅に予定変更した1日目は無事終了。
「灰の山」
灰の山 月をおもわす 砂千里
蔵
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