えしぇ蔵日記

えしぇ蔵日記のブログ版です。

ことばのちから

2009年08月02日 | Weblog
ル・シュクル」さんの商品撮影があったので姫を連れてうきはへ。ハム・ソーセージのお店、ブルーベリー園と寄ってから「ル・シュクル」さんへ。今日はお腹が膨れている状態だったので二人ともケーキは食べないつもりだったが、奥さんが新作を出して下さって、それを一口食べてあまりのうまさに全部ペロン。不思議なもんだ。一体どこに入っていくのか?
ベジキッチン」のゴトー先生にお土産を届けてから帰宅。先生の感想が楽しみ。
 
誰かが言ってくれたほんの一言で大いに励まされたという経験は誰しもあると思う。ワシの場合は大学生の頃、就職が決まって喜んでいる時に親父に「お前はどこに行ってもちゃんとやれる」と言われたことや、ある有名な年配のデザイナーさんに「いい目をしてるねぇ」と言われたこと、あるお客さんに「あなたの強さは柳の強さだ」と言われたこと、呉先生に「えしぇ蔵は大作家になれるヨ」と言われたことなどが強く自分の中に残っており、その時その時でかなりの発奮材料になった。
今日久しぶりに親父と電話で話したが、親父が電話を切る時に「すまんのぉ。頼りにしとるぞ」と言ったその一言がワシの脳天から足の先まで電気を走らせた。あぁ悩み苦しんでばかりいられる身分じゃなかったんだ、果たすべき義務が山ほどあるんだと気付いた。長い悪夢から覚めたような気がした。
 
雪裡梅花只一枝 (せつりのばいか ただいっし)
 
梅は雪に耐えて花を咲かせる。苦難の向こうに真実があるのだ。よっしゃ。やったるで。
 
「憂いの雨雲」
 
われおもふ 老いゆく父の ひとことに
いまぞ消えゆく 憂いの雨雲
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雑踏 | トップ | 漢詩 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事