(徳富蘆花風)
まだ暗いうちから床を抜け出し、誰一人おらぬ大浴場で湯につかり徐々に明けゆく空を見上げるはまた格別。あぁまた始まるや有り難き一日。温泉宿で養った鋭気いかにふるわん。
朝食の前のひととき、姫を連れてしばしの散策。草おおう霜踏みしめ、その音になぜか郷愁を感じた。吐く息は白けれど空には一片の雲なき晴天。もはやなんの不足もなし。
朝食をしたため、仕度を終えた二人宿を後にした。寄り道もせず帰路を急ぎ正午前には帰宅。我、姫と荷物を下ろし、姫の「無理せんねー」という不可思議な言葉に送られて仕事へ。3社のお客様をめぐりて7時半に帰宅。
姫の療養とはいえ我も心身ともに癒され、また一つ思ひ出の模様を織り込みし週末、生きる喜びを感ぜすにはおられない。
思ひ出は
湯の中きみの
笑みの中
蔵
まだ暗いうちから床を抜け出し、誰一人おらぬ大浴場で湯につかり徐々に明けゆく空を見上げるはまた格別。あぁまた始まるや有り難き一日。温泉宿で養った鋭気いかにふるわん。
朝食の前のひととき、姫を連れてしばしの散策。草おおう霜踏みしめ、その音になぜか郷愁を感じた。吐く息は白けれど空には一片の雲なき晴天。もはやなんの不足もなし。
朝食をしたため、仕度を終えた二人宿を後にした。寄り道もせず帰路を急ぎ正午前には帰宅。我、姫と荷物を下ろし、姫の「無理せんねー」という不可思議な言葉に送られて仕事へ。3社のお客様をめぐりて7時半に帰宅。
姫の療養とはいえ我も心身ともに癒され、また一つ思ひ出の模様を織り込みし週末、生きる喜びを感ぜすにはおられない。
思ひ出は
湯の中きみの
笑みの中
蔵
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