ワシの小説における師匠であるIさんは、アルチュール・ランボーの研究家でもある。それに関する本も数冊出版されてる。今日はIさんがアルチュール・ランボーの生涯について講演されるということなので、仕事を終えてから会場の日仏会館にお邪魔した。
到着してビックリ。大入満員。椅子が足らなくて急遽別の部屋から調達したほど。
最初に日仏会館の館長さんがフランス語でご挨拶。通訳の方がいたけど、通訳なしでもわかってそうな人もいた。
Iさんはアルチュール・ランボーの足跡をたどって何度も旅をされてるが、その時の経験もまじえて非常に面白く解説してくれた。アルチュール・ランボーに興味を持った人も少なからずいたことだろう。
ワシも詩集は持ってるがもうかなり前に読んだので、もう一度読んでみようと思った。
それにしても悲しい人生だ。自分が世界的な詩人になったことを知らずに生涯を終えてる。ランボーに関する物はなんでも高値で取引されるという今の世の中を見たら、本人はどう思うだろうか?
「天才」
天才は はや去り行きて 詩を残す
蔵
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