大方の予想通り、CL準決勝でのバイエルンの対戦相手はレアル・マドリーになりました。
ミランがバルサを倒せなかったので(くそぅ)、決勝戦がクラシコになるのを阻止するのはバイエルンに託された!
レアルとの対戦は07年のベスト16で、ファンボメルがサンチャゴ・ベルナベウで爆裂ミドルを決めてレアルサポに向かってF××Kポーズをして怒られたシーズン以来ね(^m^)
と思ってたら、昨シーズン(おととし)プレシーズンマッチで試合していたのだった。こないだのことなのに、blogにも書いただろうのに、きれいさっぱり忘れてる自分記憶力ひどすぐる…orz
そしてその07年、カーンも試合後のドーピング検査の際にドクターにブチギレて(オシッコが入ったコップを投げつけたという説もあり)怒られたんじゃなかったっけか、と思い出したので、ワタシの愛する2人が大いに暴れてネタを提供した当時の話を引っ張りだしてみました。都合によりバイエルン公式とUEFA公式だけから。自分のblogを検索すれば話が早いのですが、むかし書いたの読むの恥ずかしいねん(←効率悪)。
07年2月20日 決勝R1回戦 1st leg レアル・マドリー 3-2 バイエルン
負けてたのか!勝ったような気がしてたけど。ファンボメルが88分に貴重なアウェーゴールの2点目を奪ったことで、次のホームでの試合におおいに望みをつないだのでした。
この時のファンボメルのF××Kポーズに関してUEFAから処分が出たようです。
UEFA、ファン・ボンメルへの処分発表(UEFA.com)
「規律委員会の処分は「今年開催されるユース大会のいずれかにおいて、UEFAの要請に従い、ユースの選手たちにフェアプレーを推奨する活動を行うこと」という、革新的な内容になった。この社会的・教育的奉仕活動に加えて、ファン・ボンメルはUEFA主催クラブ大会で1試合の出場停止(1年間は執行猶予)、6200ユーロ(約97万円)の罰金を科された。」
ファン・ボンメル、レアルとの第2戦に出場可能となる(バイエルン公式)
「29歳のミドルフィールダーは:「判決に対してそこまでの不満を感じていないが、満足しているとも言えない。とにかくゲームに参加できるというのが一番重要な事」と木曜日ミュンヘンで語っている。」
結局その後ファンボメルの奉仕活動とやらは何をしたんだっけか。
ということで執行猶予がついたので、無事に出場した2nd legは
07年3月7日 決勝R1回戦 2nd leg バイエルン 2-1 レアル・マドリー
ほれほれ!アグリゲートスコアこそ4-4のドローですが、ファンボメルが奪った1st legでのアウェーゴール2点目がここで利きましたぜ!えっへん(^ー^)バイエルンめでたく勝ち抜け!
しかし、執行猶予中のファンボメル、なんとこの試合黄赤で退場。だはははははははは。何やってんだか~~orz
次節の準々決勝1st legはもちろん出停ですが、それに加えて、先の「1年間の執行猶予」が取り消され「1試合の出場停止」が即時執行、2nd legも出停になってしまうのではないか?と議論を呼んだのでした。
ファン・ボンメル、第二戦も出場停止(バイエルン公式)(3月13日付)
「規律委員会は、レアルとの第1戦で不適切行為を犯したため受け渡した執行猶予付き処分に、第2戦で本人が違反したとみなしているみたいだ。一方、FCバイエルンは今回の出場停止に対し控訴する意向を示した。「この件に関しては大きな疑問を頂いている。この処分を認めると思わないし、受け入れる事もできない」とカール・ハインツ・ルメニッゲ。」
「「第2戦でファン・ボンメルが退場したことが問題の対象となっているらしい。しかしあれはレッドではなく、2枚のイエローによる累積退場なので執行猶予に反していると思えない」とバイエルンの代表取締役社長が説明した。」
ファン・ボメル、ミラン戦に出場停止(UEFA.com)(3月13日付)
「UEFAの懲罰規定(第15条2、第3項)は、執行猶予期間中に新たな違反行為があった場合、UEFA規律委員会は、2度目の違反行為に対する処分とともに、1度目の違反行為に対しても、懲罰処分を科すことができるとしている。」
だけでなく、カーンまで!
ドーピング検査の時にキレて、ドクターたちに対して「不適切な行為」で「いやな思いをさせた」として処分が検討されました。
UEFA、バイエルン2選手の懲罰検討(UEFA.com)(3月16日付)
「UEFAは16日、7日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第2戦のレアル・マドリーCF戦後のドーピング(禁止薬物使用)検査で、FCバイエルン・ミュンヘンのGKオリバー・カーンとDFルシオに不適切な行為があったとして、両選手への懲罰を検討すると発表した。」
ルシオ何やったんだっけ?(忘)
カーン、ドーピング担当医に謝罪(バイエルン公式)(3月20日付)
「37歳GKは3月7日レアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ戦後、ドーピング検査での出来事の見解を書面でヨーロッパサッカー連盟(UEFA)宛てに伝えた。」
インタビュー記事です。どんだけあの晩いらいらさせられたか、ということを訴えております。
ドーピング検査って大変なのね…、と当時も思った覚えはあります。だからってオシッコ投げつけるのはイカンよ、うむ(いや、真相はわかんないけど)。
もちろん、謝ったからって許してもらえるもんでもないらしく。
カーン、停止処分でミラン戦を欠場(UEFA.com)(3月22日付)
「UEFA規律委員会は22日、FCバイエルン・ミュンヘンのGKオリバー・カーンにクラブ大会1試合の出場停止処分を科した。この結果、同選手は4月3日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦のACミラン戦を欠場することになった。」
カーンは出停&罰金。ルシオは罰金だけ。でルシオ何やったんだっけ?(忘)
カーンの問題がゴタつく一方でファンボメルに関しては朗報が!
ファン・ボメルの停止処分が半減(UEFA.com)(3月21日付)
「この追加処分の結果、ファン・ボメルはミランとの第2戦も欠場することになっていたが、UEFA上訴委員会がこの処分の取り消しを決めたため、出場停止は第1戦だけになった。しかし、マドリーとの第1戦後に科された残り二つの処分は有効。」
残り二つとは、奉仕活動&罰金のことね。
ファン・ボンメル、ミランとの第二戦出場出来る(バイエルン公式)(3月21日付)
「“私たち全員も他の事は全く望んでいなかったし、2枚のイエローカードで2試合出場停止にはならない”、とファン・ボンメルは語った。マドリードとの第2戦の彼のアクションは、執行猶予付きの処分の適用とはならなかった。“ここ最近おかしな感覚だったが、私は判決が変更されることを確信していた”、とファン・ボンメル。」
何言ってんだか(^_^;)。だけどそんなところスキよ。
FCB、書面の判決理由を待つ(バイエルン公式)(3月23日)
「 “オリィーが出場できないことは、当然私たちにとって大きな痛手だ”、とマルク・ファン・ボンメルは意見を述べた。」
一足先にスッキリしたからってアンタが言うのは~~(^∀^;)だけどそんなところが(略)
カーンに関してバイエルンはクラブ挙げて戦ってくれました。
カーンの処分にバイエルンが上訴(UEFA.com)(3月27日付)
UEFA日本語版の記事は27日付ですが、バイエルン公式では26日になってます。26日に届け出て翌日受理された、ということかも知れません。
しかし結局
FCB 控訴撤回する(バイエルン公式)(3月29日付)
バイエルン、カーンの上訴を取り下げ(UEFA.com)(3月30日付)
う~ん無念!これにて、カーンの準々決勝1st legの出停と罰金処分が確定したのでした。
カーンとファンボメルを欠いて臨んだミラン戦、どうなることかと心配されましたが、まさかのファンブイテンのドッペルにてアウェーゴールを2点もゲット!コリアンダー胸キュン!4強行けるんじゃね?と大いに盛り上がったのですが、…以下略。