ファンマルヴァイクが代表監督就任!
というニュースが電光石火で発表されたと思ったら、ほどなくしてファンボメルがアシスタントに!と…。
ついにこの(義理の)親子がコンビを組んで代表チームのコーチをすることになったのです!ユースチームじゃなくてA代表ですよ!
しかし残念ながらオランダ代表ではありません。
その国はなんと!!!
サウジアラビア。
なんと!
ファンマルヴァイクには以前韓国からオファーがありましたが、いけしゃーしゃーと「普段の仕事は(現地ではなく)オランダでやりたい」などとのたもうたので、破談になってしまいました。
しかしここに来てのサウジアラビア。びっくりしましたが、そのへんの条件はクリアした、ということなのでしょうね…。
おかげで今日は朝から脳内で♪月の~砂漠を~♪と、エンドレス再生されております・・・
そしてぇー!ファンマルヴァイクが指名したアシスタントはファンボメル!
ついにこの時がキタ―(゜∀゜)―!!
もしかしたらHSVの時にも組みたかったのかも知れませんが、当時ファンボメルはまだ引退したばかりで、コーチンングライセンス研修も始まってたかどーだったか、という時期だったと思います。
今も研修中ですが、だいぶ経験も積みましたし、いよいよ満を持して実戦に、ということなのでしょうか。
どこまでこの2人はペアなんだか~、桃太郎侍親子じゃあるまいし、ファンボメルは御義父様とのバーターでないと仕事がないのかとか、と苦笑しないこともない(^_^;)
だけど
つらつら考えるに、家族と組んでコーチの仕事をするのは、ファンマルヴァイクやファンボメルにとってひとつの夢だったのかも知れませんよね。
これまでの「監督&選手」という立場とはまた違うものがあることでしょう。
御義父様もトシですし、こんなチャンスは今後そう何回もあるものではないでしょう。
ワタシにとっても夢のコンビではあります。試合を見ることはほぼ不可能でしょうが、むっちゃ楽しみです!
がっ
いかんせん、何度も申しましたように、自分はファンマルヴァイクの監督としての手腕に疑問を持っているのであるからして・・・(汗)(汗)
2010W杯は過去のもの。EURO2012、そしてHSVでの失敗の記憶がまだ生々しい。
そしてファンボメルも、今後もし、ファンマルヴァイクのやり方がどうも上手くいってない、直した方がいいんじゃないか、という事態になった場合、はたして義理の父親にどこまで意見できるのか…。
失敗したら「所詮ファミリーコネクションだから」と揶揄され批判されるのは明らかです。
EUROの時のように共倒れになってしまうんじゃないか、そーなった時にファンボメルの監督としての未来に傷が付くんじゃないかとか、心配でガクブル((゜д゜;)))しますよー
まぁその辺のリスクも承知の上とは思いますがね…。(というかあまり考えてないのかも)
と、ぐずぐず言ってますが、アシスタントは実はファンボメルだけではありません。
アヤックスなどの監督を務め、シュツットガルトでステーフェンスのアシスタントの経験があるKosterと、HSV時代にも組んでいた(そこが心配)Coumans(F・シッタート出身!)が脇を固めます。2人のうちどちらかが実質的な右腕になるのではないでしょうか。わかんないけど。
(あと、VI誌のスタッフがアナリストとして参加。4人のオランダ人がファンマルヴァイクに呼ばれた)
まぁだから、実はコンビではなくて、いうなればカルテットですわな
ファンボメルは、現在行っているPSVのU-19のアシスタントは続ける、ということらしいです。
ということなので、想像するに、代表戦がある時だけ向こうに合流して、普段の生活はこれまで通りオランダで、という形になるのではないでしょうか。
(たぶんファンマルヴァイク監督もそんな感じではないかと…。それはどーなの、と思いますが、当事者たちの問題ですのでこちらがとやかく言うことではない…)
サウジアラビアサッカー連盟公式サイトに掲載されていたファンボメルのコメント
「僕はちょうど、コーチとしてのキャリアを始めたところだ。これが断ることのできないチャンスだということはわかっていた。異なる文化の選手たちと仕事をすることは出来るし、それは僕にコーチとして良いことに違いない。自分の経験をサウジアラビア代表と共有できるよう願っている」
また、このことが発表されてからいつものラジオ番組のインタビューに答えてますが、やる気まんまんで、楽しみにしている様子が伝わります。(こちら)
「いい選手がそろってるよね、と言いつつ実は知ってる選手あんまりいないんだヘヘッこれから1週間でがんばって覚えるよん」などと語ったようです。
まあ、ともかく。ファンボメルにとっては、監督を目指すにあたってのビッグチャンスなのであります。
クラブでの活動とはまた違った、新しいことを代表チームの仕事で学ぶことでしょう。
サッカー面だけでなく、中東は恐くて危ないんじゃないかとか、あれこれ心配したらきりがありませんが、ともあれ、成功を祈る!
そしてW杯最終予選まで勝ち進んだら、日本代表との試合でゼヒ来日を…(´∀`)