goo blog サービス終了のお知らせ 

漢検一級 かけだしリピーターの四方山話

漢検のリピート受検はお休みしていますが、日本語を愛し、奥深い言葉の世界をさまよっています。

春の七草

2013-05-18 10:46:00 | 熟字訓・当て字
 春の七草についてまとめて見ました。

 もちろん漢検に向けた知識の整理のためではあるんですが、こうした「まとめる」という作業、それ自体が楽しいものです。^^ 
 それぞれの画像も載せたかったのですが、自分で撮った植物の写真などはないので、ご興味のある方はこちらのサイトなどでご自身でお調べいただければと思います。
( ( ) 内の数字は、「漢検 漢字辞典」初版の掲載ページです。)

1.せり
【芹】 【芹子】 (352)

2.なずな
【薺】 (862)

3.ごぎょう
【御形】 (319)
 別名「ははこぐさ」。 「ははこぐさ」は 【母子草】 ( - )   【鼠麴草】 (919) と書きますが、こう書いて「ごぎょう」とは読まないようです。

4.はこべら
【繁縷】 (1256)
 「はこべ」とも読みます。 【繫縷】 とも書くようですが、こちらは「漢検 漢字辞典」には載っていませんね・・・

5.ほとけのざ
【仏の座】 (1338)
 【元宝草】 (434) 【宝蓋草】 ( - )  も 「ほとけのざ」 ですが、こちらはシソ科の二年草で、春の七草のほとけのざ(キク科の二年草)とは別の植物です。七草の方は現在では 【田平子】 (1111) (タビラコ(コオニタビラコ)) と呼ばれている植物を指します。

6.すずな
【鈴菜】 ( - )  【菘】 (827)
 カブのことですね。「カブ」は 【蕪菁】 【蕪】 (1324) と書きますが、こちらもこう書いて「すずな」とは読みません。

7.すずしろ
【蘿蔔】 (1527)  【清白】 (852)
 言わずと知れた、ダイコンのこと。「ダイコン」は 【大根】 と書きますが、こう書いて「すずしろ」とは読みません・・・と、いうのを 【蛇足】 と言うんでしょうね。^^;


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。