子の日
かへるさは くらくなるとも はるののの みゆるかぎりは ゆかむとぞおもふ
帰るさは 暗くなるとも 春の野の 見ゆるかぎりは 行かむとぞ思ふ
子の日
帰り道は暗くなろうとも、春の野の見える限りの遠くまで行こうと思う。
果てしないかと思われるほどの広大な野に、子の日にでかけた情景ですね。「子の日(ねのび)」は、正月初子の日に、野に出て小松を引き、若葉を摘んで宴を設けた行事のこと。貫之集ではたびたび登場しますね。
子の日
かへるさは くらくなるとも はるののの みゆるかぎりは ゆかむとぞおもふ
帰るさは 暗くなるとも 春の野の 見ゆるかぎりは 行かむとぞ思ふ
子の日
帰り道は暗くなろうとも、春の野の見える限りの遠くまで行こうと思う。
果てしないかと思われるほどの広大な野に、子の日にでかけた情景ですね。「子の日(ねのび)」は、正月初子の日に、野に出て小松を引き、若葉を摘んで宴を設けた行事のこと。貫之集ではたびたび登場しますね。