後期ゴシック彫刻・市民運動・演劇教育

小学校大学教師体験から演劇教育の実践と理論、憲法九条を活かす市民運動の現在、後期ゴシック彫刻の魅力について語る。

〔356〕私にとって久しぶりの「3.27 福島原発事故10年 さようなら原発 首都圏集会」でした。

2021年03月29日 | 市民運動
  3月27日(土)、白日展が開かれた国立新美術館からさようなら原発集会の日比谷野外音楽堂まで地下鉄一本です。ゆっくり昼食をとって会場に向かいました。
 私にとってさようなら原発集会は一昨年の秋以来でした。昨年の春はコロナで開催されませんでした。秋は自重して清瀬駅でのスタンディングで参加に換えました。

 久しぶりの野音は入り口のゲートが少しオシャレになっていました。一時過ぎ、すでに音楽が鳴り響いていました。福島出身の若いミュージシャンでした。美しい歌声です。
 暑いくらいの日差しで木の陰になるようにステージに向かって右側に場所を取りました。
 座布団を用意していったのですが座席はコンクリートから木に変わっていました。
 参加者の人数は以前に比べて半分くらいでしょうか。コロナで入場制限をしているようでした。1300人で閉門し、200人が入場できなかったようです。集会の参加者は1500人でした。

 さようなら原発集会の司会者はいつも木内みどりさんでした。私と同世代の彼女はいつも元気でした。亡くなったことが信じられません。
 司会の古今亭菊千代さん、「私が一番苦手なのが落語、二番目が司会。」と笑いを取ります。
 事前の予定になかったのは、澤地久枝さんのあいさつでした。昨年転んで背骨を折ったということで杖で登場しました。声は以前のままでした。菅直人さんも駆けつけてくれました。

 一日なんやかやと長時間だったので今回のデモは失礼しました。
 でも、駅頭のビラ配布、演説は復活させる予定です。清瀬駅で見かけたら声をかけてくださいね。


●3/27 福島原発事故10年 さようなら原発 首都圏集会

 2011年3月11日の東日本大震災による福島第一原発事故から10年目を迎えようとしています。いまだ多くの人々が故郷を奪われたまま、厳しい避難生活を余儀なくされています。事故の収束も見えないまま、いままた放射能汚染水を環境へ放出し、福島の海や大地を再び放射能で汚染しようとしています。これまでの復興へむけた努力が水泡に帰されようとしています。これ以上福島を放射能で汚染させてはなりません。
 安倍政権を引き継いだ菅自公政権は、原発・核燃料サイクル推進を強引に推し進めています、しかし、福島原発事故以降、原発を取り巻く環境は大きくかわり、すでに24基もの原発が廃炉となり、原発は「廃炉の時代」を迎えています。核燃料サイクルも破綻し、その存在意義が失われています。また、世論の多くは、脱原発を求めています。福島原発事故から10年。事故の風化に抗し、原子力政策の根本的転換を求て、「さようなら原発」を合言葉に声をあげていきます。

2021年3月27日(土)
日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)

12:00 開場
13:00 オープニング・ライブ
13:30 開会
14:45 デモ出発

司会:古今亭菊千代さん(落語家)
音楽: 片平里菜さん(シンガーソングライター/福島市出身)

主催あいさつ:鎌田慧さん(呼びかけ人・ルポライター)


 澤地久枝さん(呼びかけ人・作家)

 3月31日(水)、朝日新聞朝刊に澤地さんの「冷静さと考える力 養って」という長めの談話が掲載されました。その一節、「現在、私は毎月3日の午後1時、国会正門の前に立っています。民主主義や平和の大切さを思えば、コロナが怖いからと、自宅に引きこもってはおられません。軍国少女であった自分自身の恥と責任は私の人生の影になりました。そして黙って立ち続ける私は、政治に憤る友人の声になりかわった姿でもあります。」とあります。私も及ばずながら、澤地さんに続こうと思います。

フクシマから:地脇美和さん(福島原発刑事告訴団事務局長)
ゲンパツゼロ自然エネルギー100国際会議~福島から10年~について
吉原毅さん(原自連会長、城南信用金庫名誉顧問)

菅直人さん(元総理大臣)


東海第二原発運転差止裁判について
       大石光伸さん(東海第二原発運転差止訴訟原告団共同代表)

閉会あいさつ:落合恵子さん(呼びかけ人・作家)

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